作詞家 漆野淳哉 コラム Vol.067. 【ルージュを引いたウミネコ】
みなさん、こんにちは。
ずっと、お天気が冴えないですが、いかがお過ごしでしょうか?
せっかくの景色も、雨で台無しです。
私はいま、とある地方の港町に来ています。港町の海鮮丼と
旬のスイーツ特集の仕事で、連日、申し訳ないくらい、
贅沢な海鮮丼やほっぺが落っこちそうなスイーツをいただいていますが、
みなさんは、海鮮丼のご飯は、普通のご飯がいいですか?
それとも、酢飯のほうがいいでしょうか?
なんとなくですが、酢飯だと、ネタの刺身の味も引き締まるような感じがして、
海鮮丼には断然、酢飯のほうが合うような気がします。ですから、酢飯ではなく、
普通のご飯だった時、ちょっとがっかりしてしまいますが、そんなことでは、
ダメですね。どんなものでも、ありがたくいただかなくてはならないところで、
まだまだ修行が足りないです。><
そして海鮮丼を食べ、お店を出ると、一羽のウミネコが、話しかけてきましたが、
方言で、ちょっと訛りが強くて、何を言っているのか、わかりませんでした。(>,
ところで、みなさんは、カモメとウミネコの違いをご存知でしょうか?
かなり多くの人が、ウミネコのことをカモメと言っているような気がします。
ま、同じカモメの仲間ですから、大きな間違いではないですが、
ほとんどの人がカモメとウミネコの違いを知らずに、
生涯を終えていくのではないかと思います。ちょっと大げさですが。。
scientia potentia est
「知識は力なり」とは、フランシス・ベーコンの言葉ですが、
カモメとウミネコの違いを知って、なんの得になるのかわかりませんが、
知らないよりは、知っていたほうがいいのではないかと思います。
上記の白米と酢飯ではありませんが、少なくともクリエイターを目指すのなら、
違いのわかる人でいたほうが、なんとなく、いいような気がします。
という訳で、僭越ながら、簡単に説明させていただきますと、
ネコのような鳴き声なので、ウミネコといいますが、
基本的にカモメは、冬鳥です。いくつか種類がいて、例外もありますが、
今の時期にいるのは、大体、ウミネコです。
また、英語で覚えると、違いが分かりやすいです。
英語でカモメは、gullですが、ウミネコは、black‐tailed gullです。
そして、決定的なのは、くちばしの先の赤と黒の斑模様。
口紅を引いたようなのが、ウミネコです。
ほかにも、足の色とかありますが、
みんながカモメだと言っても、必ずしもカモメとは限らない訳で、
世の中には、間違ったことや誤解されていることがたくさんあるのではないかと
思います。という訳で、カモメとウミネコの違いですが、
知っていた人には申し訳ないですが、知らなかった人には、
参考になったのではないかと思います。それでは、今日はこのヘソで。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
作曲家 須田悦弘コラム
ーーーーーーーーーーーーーーー
ファンタジー系BGM
ーーーーーーーーーーーーーーー
皆様こんにちは、須田です。
先週コラムで書かせていただきましたLogicに新しく入ったArchemy、良い音がしますね、これは。
今までのLogicの音色は、個人的には奥行き方向に物足りなさを感じることが多かったのですが
(その分、Space Desinerが素晴らしいので、不満とまでは行っていなかったですが)、
ここを一発で補ってくれそうな予感があります。
使い方は、9/20の師のセミナーで覚える予定です。
musicplanz.org (ado http://)
話は変わりまして。先日、制作させていただいた音源のダビングがありまして。
やってみたかった音楽のうちの一つ、大量に制作させていただきました。ファンタジー系BGMです。
ストーリーや映像を思い浮かべながら幻想的な雰囲気にしたり、緊張感を高めたり、感動を煽ったり。
歌モノでは、使えないハーモニーや、歌を邪魔してしまいがちな大げさな音色を盛大に使ったり。
とにかく楽しかったです。いずれ告知させていただきますので、お手に取って頂けたら嬉しいです。
またまた話は変わりまして、お世話になっているミュージシャンの結婚式に呼んでいただきました。
結婚式心が洗われるようで。披露宴では、もらい泣きしそうになったり。
今まである一面しかしらなかった新郎新婦の色々な面が垣間みられたり。良いですね、結婚式は。
そしてご列席のミュージシャン方と沢山お話出来て、実り多い時間でした。
本当に、本当に不思議なんですが。世間的にはミュージシャンというと、
奇抜な格好をしていて、チャラチャラしていて、気質じゃないイメージが強いですよね。
確かに、ある一面では、その通りなんですが。
でも、いざ思い切って会話をしてみると、言葉遣いなんかメチャメチャ丁寧で。
謙虚で、内に秘めたエネルギーを持っていて。ある意味ど真面目なんですよね。
自由に生きている分、人生そのものが真剣(まさに、マコトのツルギ)そのものです。
その剣は他人には向いておらず、それで常に自分を律しているというか。
厳しい世界でご活躍されている方々のパワーってホントすごい。
そういったミュージシャン先生方に触れるだけで、
エネルギーが高まる気がします。沢山勉強させてもらっています。
それでは、また来週!
須田悦弘