鳥海剛史コラム Vol.106 コラム100回記念スペシャル対談  安田みずほさんの巻Vol.2

皆様こんにちわ。

作曲家の鳥海剛史です。

今年の梅雨はあまり雨もふらず、でもカラッとも晴れてくれず、
もんやりした日々が続いておりますね・・

そしてなんとあと1週間ほどで7月突入とな!

今年は水着も浮き輪も新調するゾッ!

それでは今週も漢字やひらがなや、たまにアルファベットの文字を羅列したモノをキーボードを使ってテキストに打ち込んでみましょう!

●●●●テレビ出演のお知らせ NHK 鶴瓶の家族に乾杯●●●●

今週はまず、パンカツのお知らせが2件あります。

まず老舗番組、「所さんの目がテン!」でパンカツが特集されました!

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そしてこちらも老舗番組、NHKの「鶴瓶の家族に乾杯」にパンカツ、制作を担当している8PRINCESS、
そして私、鳥海剛史がちょっぴり出演しました!
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なんと北島三郎様に紹介されました!

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そして右側に私・・(笑)

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嬉しかったのが、以前J:COM/JCNの番組で作った、デカパンカツ体操がNHKで流れました!

この曲はパンカツを広めるために作った曲で、
フラッシュモブもやりましたし、私の仮歌段階で全国ネットの「はなまるマーケット」でも流れました(笑)

久しぶりに地上波で流れたので嬉しかったです!

パンカツの勢いはまだまだ止まりません!!!

●●●●Vol.105 コラム100回記念スペシャル対談  安田みずほ女史の巻Vol.2●●●●

そしてそして、鳥海剛史コラム100回記念スペシャル対談の続きです!

前回は私が金髪でセカンドバッグを持っている怖そうな人なのに、
実際会ったらとても優しくて、ナイスガイでジェントルマンだったという所で終わりました。

今回は続きです。

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安「思い切ってメールを送った事が、その先へ繋がる音楽業界への第一歩だったんだなと今では思います!」

鳥「新規開拓でメールを送ったり資料を送ったりって凄い大事な事なんですよね〜。
待っていても何もチャンスは来ないので、自分から掴みに行く勇気って大事ですよね。」

安「私も含めて、みんな締め切りがあって重要な事はやるのですが、締め切りが無いけど自分の将来にとって大事なことは後回しにしがちなので、
時間を作って定期的に自分を各所にアピールする事を心がけています。」

鳥「新人の時はそうですよね!  逆に新人の作曲家さんと仕事をすることもあると思いますが、
このコラムはわりと新人の作曲家さんなど見てくれているので、何かこうしてもらえると仕事しやすいぞ!的なお話あります?」

安「ありますね(笑)鳥海さんが初めてのきちんとした仮歌のお仕事をした作曲家さんだったのですが、
その後新人の作曲家さんや第一線で活躍中の方など様々な作家さんとお仕事でご一緒させて頂き感じることがいくつかあります。」

鳥「たとえば??」

安「メールの発注文章ひとつをとっても、歌手のモチベーションが下がってしまうような表現が目につくことがあります。。(笑)   命令口調のオンパレードだったりとか。。
【絶対に~してください!】【〜しないでください】【〜はNGです】。。みたいに(笑)

音楽に限らずいえることかもしれませんが、お仕事ができる方ほど否定的なワードを使わず、
思いやりのあるメールの書き方やコミュニケーションをしてくださる気がします。
【~していただいてもよろしいでしょうか】【~といった雰囲気でお願いします】
【~といった点を意識していただけたらと思います】といったような、ソフトかつ方向性が伝わる文章を使ってディレクションしてくださると個人的には好感度アップ(笑)です!!

鳥「あーー・・僕は元々気にしいな性格なので、わりとメールの文章は気をつけるようにしてますが・・
対面の口頭だと表情や細かいニュアンスは読み取れるんですが、メールだと誤解が生まれやすいですよね〜?」

安「そうなんですよ!メールは一方的で、ついつい言葉足らずになりがちなのでメールの文章の方がしゃべる時よりも表現を気をつけないといけないなと常々思ってます。」

鳥「新人の方からもらう資料などはいかがですか?  私も含め決められたフォーマットってあるようで無いじゃないですか?  こういった資料があると歌いやすいなどありますか?」

安「私の場合、自分で頂きたい資料のフォーマットをリストで作っちゃいました(笑)   そもそも誰かに仮歌を依頼するのが初めての方には、そのフォーマットをお渡ししてます。 」

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鳥「コンペって基本的に時間がタイトですからね〜・・  欲しい資料が無いと時間をロスしてしまって、そこに時間を掛けるのはもったいないですからね!」

安「歌収録がいかにスムーズに始められるかというのが仮歌のクオリティを左右する大きな要素のひとつだと思います。あくまで私が欲しい資料ですが、、こんな感じです(笑)」

鳥「なるほどなるほど!」

安「新人の作家さんほど、メロがオケの中の楽器の音なのか、主メロなのか判別できず一発で主メロとわからない音を使われてる場合があるので、オケとメロのファイルは別ファイルで欲しいですね!」

鳥「あ、それすごくわかります。  僕は以前このコラムでシンセメロの話をしたことがあるのですが、僕も新人さんのデモを聞く機会がある時に思ったことがあります!」

安「あとは人間が歌えないようなブレスが無い曲や、常識のレンジではないキーで送られてくることもありますね(汗)」

鳥「これ僕も作曲家目指していた頃に経験あるのですが、メロディーの美しさを優先するばかりで、3オクターブくらいある曲作っちゃったり。。(笑)」

安「歌う提供先のアーティストが3オクターブ出てそういう発注なら問題無いんでしょうけどね(笑)」

鳥「あと僕は鍵盤出身で、鍵盤で作っていたのでブレス出来ないって言われたことありますね。。(笑)  懐かしいです。。」

安「ヒット曲だったり、世代を超えて歌われてる曲は気持ちよく歌える曲が多いと思うので、作曲しながら作曲家さんご自身でも口ずさんでブレスやキーを確認するのが良いと思いますね!」

鳥「まさにそれですね。  僕も仮の仮歌歌って確認してます。  通称カリカリ歌(笑)」

安「カリカリ歌を頂ければすごく助かります!  コンペって作業時間が限られていることが多いのでメロ譜を出す時間が惜しい場合、
歌詞のハマりも含めて確認できるので時間の短縮になります。
カリカリ歌かメロ譜に歌詞を書いたものがなければ歌詞のはめ方がわからないので困りますね・・(笑)」

鳥「色々ご意見ありがとうございました!  こちらのコラムは作家志望の方も割りと見てくれているらしいので、是非ご参考下さい!」

安「なんだか偉そうにすいませんっ(汗) 今回お話させていただいたのは4~5年仮歌のお仕事経験から感じた<仮歌あるある>ですので、
特に歌モノの作曲家を志していらっしゃる方は頭のどこかに止めておいていただけたらいつか役立つかもしれません!」

鳥「今日はありがとうございました! 」

安「こちらこそ、ありがとうございました~!」
—-次回に続く—-

ということで次週も引き続きスペシャル対談は続きます!

●●●●【エンディング】●●●●

そんなわけで今週はなんとラーメンを食べておりません・・・!!!

ですが先週2杯家系ラーメンを食べたので、
紹介できなかった八王子の名店をご紹介・・!

家系ラーメン 高根家

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10年ぶりくらいに食べましたが、やっぱり八王子で最年長の老舗家系ラーメンという貫禄のただようラーメンでした!

卓上調味料が多いのが個人的に嬉しかったですね!

美味しかったです!

ポイント ★★★★★

ごちそうさまでした!

それではまた来週!

鳥海剛史

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