鳥海剛史コラム Vol.64 TBS CDTVの話
皆様こんにちわ!
作曲家の鳥海剛史です!
昨日は深夜サウナに行こうと雨の中、埼玉の川越まで車で向かいました。
スーパー銭湯について、サウナに入ると、
サウナのテレビで、、
「埼玉県全域に大雨洪水警報発令中」
、、とサウナの中で絶望に打ちひしがれました。
朝方に無事帰宅は出来ましたが、
ちょっといつもよりかく汗が多かったと思います。。
それでは今週も書いていきましょう!
なんとTBSのカウントダウンで、ろん「そばかす」が放送されました!
CDTVでは過去何回か自分の提供した楽曲が流れたことあるけど、
やっぱり中学生から見てた番組だから何回でも放送されるとうれしいいですね!
特に今回はジュディマリの恩田さんとのプロデュースなので、
当時の自分に言ってやりたいですね。
お前、将来ジュディマリの恩田さんと共同プロデュースした曲がCDTVで流れるよ!
って!
是非MV御覧ください!
MV //www.youtube.com/watch?v=-jXaBSeiioU(add https:)
2.そばかす(JUDY AND MARY) produced by 恩田快人、鳥海剛史
作詞:YUKI 作曲:恩田快人 編曲:恩田快人、鳥海剛史 MIX 柳俊彰
メーカー:ワーナー
発売日:2015年08月26日
価格:¥2,800(本体)+税
規格番号:WPCL-12172
というわけで、7月に雷による停電というやつで、メインインターフェイスのMOTU828mk3が基板が逝ってしまい、
1ヶ月入院しておりました。。
そして急遽サブ機が必要とのことで、
作曲家駆け出しくらいに使っていた、M-AUDIO Profire2626を引っ張り出してきて、
代替え機として1ヶ月使用しておりました。
Profire2626に変えてすぐは、
うわ!なんだこのこもったような音は!!
っと、音質の違いにびっくりしてしまいました。
しかし1ヶ月も作業していると、徐々に慣れて、
まあコレはコレで、、むしろアサインなどはMOTU828より柔軟な所はあるし、、
っと、もうこのままでもいいかな?っと思っておりました。
そしてもうMOTU828の事など忘れておりました。
1ヶ月ほどして、、
「はぐう!!! そういえばMOTU828って俺持ってた気がするけど、、どうしたんだっけ!?」
となりました。
「そういえば1ヶ月前に修理したような気が、、、」
となりました。
思い立ったが吉日、、修理に預けたロックオンに電話してみると、、、
もう出来上がると。(省略してあります。)
そして先日戻ってきました。
早速1ヶ月慣れ親しんだProfire2626を外し、
MOTU828をラッキングして、再生。。
変な話ですが、MOTU828からProfire2626に切り替えた時は音質に絶望しましたが、
Profire2626からMOTU828に切り替えたら、、
そんなに違和感無いな、、と思ってしまいました。
不思議なもんです。
明日はやっと頼んでたケーブル類が届くー!
そんなこんなで今週も色々語ってしまいました。
なんか八王子の駅前に新しい家系ラーメンが出来るとか、、
今日駅前を散策したらそれらしき店舗が、、
非常に楽しみです!
それではまた来週!
鳥海剛史
Twitter
twitter.com/toriumi_takeshi
HP
www.studio-torick.com
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作詞家 漆野淳哉 コラム Vol.066. 【作詞のヒント4・日記のすすめ】
みなさん、こんにちは。
つい1か月前は満開だったひまわりも、今は見る影もなく、
もののあわれを教えてくれますが、来年はまた一斉に花開いて、
笑顔ビームを放ってくれるのではないかと思います。
さて今回は、作詞のヒント4ということで、「日記のすすめ」というタイトルで、
僭越ながら、お話をさせていただければと思います。
で、日記ですが、毎日日記を書ける人は、凄いと思います。
前にも話しましたが、私の得意技は3日坊主という感じなので、
私自身、日記は無理なのに、「日記のすすめ」というのも、気が引けますが、
言いたいのは、日記的な発想ということでしょうか。。
よく作詞のレッスンでは、「具体的に書きましょう」ということを言っています。
それと同時に、いつ、誰が、どこで、何をといった5W1Hを意識するようにとも
お伝えしています。歌というのは、基本は、耳からしか入ってこないので、
なんていいますか、一般的なことだったり、漠然としたことよりも、
具体的なことが歌われているほうが、イメージしやすく、
つい聞き入ってしまうのではないかと思うからです。
たとえば、「君と会った」と言っても、どこで会ったのかで、
ストーリーの広がり方が違ってきます。街で会ったのか、海で会ったのか、
合コンで会ったのか、田んぼで会ったのか、駅のホームで会ったのか。。。
昼間なのか夜なのか、明け方なのか、そういった具体的な要素というのは、
結構、大事なのではないかと思います。
さらに言いますと、たとえば、「街」といっても、どこの街なのか。渋谷なのか、
銀座なのか、麻布なのか、錦糸町なのか、横浜なのか、香林坊なのか、
勝浦なのか、道頓堀なのかで、イメージが大きく違ってきます。
そして、イメージしやすくなります。
だから、「君と歩いた桜並木」でもいいですが、どこの桜並木なのか、
井之頭公園なのか、隅田公園なのか、中目黒なのか、多摩川沿いなのか、
はまたま松原団地の桜なのかで、もし歌詞に使ったとしたら、
世界観が変わってきます。そういう意味で、「日記のすすめ」というのは、
実際に自分が行った場所や会った人、具体的な出来事や実際の言動、
具体的に見たもの、感じたことなどを書く訳で、日記的な発想と言いますか、
日記のような具体的な内容というのは、重要なポイントになるのではないかと
思っています。そこには、作詞のために頭の中だけで考えた、なんていいますか、
作ったことよりも、数倍、説得力があるのではないかと思います。
数年前にちょっと話題になった歌ですが、
あさみちゆきさんの「新橋二丁目七番地」という歌があります。
これなんかは、もうタイトルが具体的過ぎて素晴らしいです。
もっと古くは、「3年D組13番」という歌もありましたが、あまりにも古すぎて、
ググっても出てこないかもですが、(^^;; やはり、具体的過ぎて、
いいのではないかと思います。少なくとも女子中高生だったら、
一発で覚えてしまうタイトルではないかと思います。
あとは、もうひとつ。
日記というのは、基本的には、自分しか読まないことを前提にしているので、
本音を書ける訳です。歌になって、訴求力があるのは、この本音の部分です。
大人になればなるほど、ごく親しい友人間でも、なかなか本音というのは、
言えなくなる訳ですが、日記的な発想で、本音を綴っていけば、そこには、
歌詞のネタになるフレーズが満載なのではないかと思います。
という訳で、今日は、日記のすすめと言いいつつ、
具体的に書いてみては? というお話でした。しかし、言うのは簡単ですが、
意外と難しくて、だからこそ、楽しいのではないかと思います。
そして、歌の世界も歌詞の世界も多様化していますが、
こちらもさらに多様化していくくらいの気持ちで、常に柔軟な発想で、
臨んでいきたいと思っています。
それではまた。