作詞家 漆野淳哉 コラム Vol.039 「はにわ」  

みなさん、こんにちは。 2月は、@という間に過ぎてしまいました。

他の月より、たった2-3日少ないだけなのに、2月はとても短く感じます。

一年のうち、トップクラスで印象の薄い月だと思いますが、 私の2月は悲壮そのものでした。>< しかし、もう3月ということで、前向きに行きたいと思っています。

そんなこの頃ですが、なんとなく時代の地響きを感じています。 早いもので、2015年も、もう5分の1が過ぎようとしています。

と、前置きが長くなりましたが、 先日、「はにわ博物館」に行ってきましたので、 今日は、「はにわ」の話をさせていただこうかと思います。 みなさんは、「はにわ」というと何を思い浮かべるでしょうか? 私の場合は、とても個人的な話になってしまいますが、 親戚にひとり、「はにわ」というあだ名の人がおりまして、 「はにわ」と言うと、どうしてもその人のお顔を思い浮かべてしまいますが、 当人も、まさかそんなあだ名をつけられていることは知らないと思います。 どこで何を言われているのか、わかったもんじゃないですね。。

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話が逸れましたが、「はにわ博物館」で、「はにわ」について学びました。 その起源ですが、第11代垂仁(すいにん)天皇に仕えた出雲の国の 野見宿禰(のみのすくね)という土師氏(はじうじ)が考案したらしいです。

ちなみにですが、古事記によると、垂仁天皇もやはり身長が3m以上もあり、 在位期間が99年もあったそうで、やはり超人です。 それまでは、皇族など貴人が薨去(こうきょ)すると、 多くの近習(きんじゅ)者が、生贄(いけにえ)として生きたまま墳墓の周りに埋め立てられ、 死ぬまでの数日間泣き呻き、その屍(しかばね)は犬や鳥の餌食になっていたという 痛ましい風習が続いていたようです。

その惨状を目の当たりにして、垂仁天皇が殉死の禁令を出し、 野見宿禰の提案で、墳墓の周りには、生贄の代わりに、 人や馬の形をした埴輪が立てられるようになったということです。

垂仁天皇は、3mもありながら、慈悲の心があったようです。 そんな感じで、ちょっと難しい言葉も出てきましたので、カッコでふりがなも付けました。 こうして学ぶと、また新たにボキャブラリーが増える訳ですが、 どれもこれも、歌詞には使えそうにないですね。>< と思っていても、いつかどこかで使えることもあるかもです。 なんていいますが、一見、歌詞とは関係なさそうな語彙のほうが、 歌詞に使ってみると新しかったりもします。 私はかつて、よさこいの歌詞に「皇」という単語を使ったことがあります。

読み方は、「すめらぎ」です。 今は「はにわ」なんて、とても歌詞には使えそうにないと思っていても、 いつか、「はにわ」を題材にした歌詞を書かないとも限りません。 結局、無駄なお勉強など、ないのではないかと思っています。

そして、「はにわ博物館」の後は、新鮮な海の幸とソフトクリームを食べ、 最後は、温泉でのんびりとくつろぎました。 まだ寒いですからね。。。 というわけで、なんで「はにわ博物館」へ行ったのか、 自分でもよくわかりませんが、今日はこのヘソで。 それではまた。

漆野淳哉

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作曲家 須田悦弘コラム 南信州について

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皆様こんにちは、須田です。

ここのところのビルボードチャートでは、ずっと Uptown Funk! Mark Ronson featuring Bruno Mars この曲が1位です。 youtubeの再生回数、とんでもないことになってます、私もこの曲が大好きです。 すごくシンプルなのですが、その分飽きずに何度も聞きたくなります。

そしてなんとこの曲、サビというかコーラスで、歌が無い?! それとも、ここはコーラスではないのか?! Bメロというか、ブリッジの最後でグーッと盛り上がって引きつけて、 一瞬のブレイクのあと、コーラスではじけるのかと思いきや、歌わないんですよ。 しかも2小節も。ようやく3小節目に口を開いたかとおもえば、 「ガー」(違うことを言っているのかもしれませんが)と叫ぶだけ。

いやはや、音楽というのは奥が深いです。 さて、だいぶ春が近づいてきました。 個人的には、春夏は苦手なので、だんだん憂鬱になってくるのですが。 ホコリっぽいし、汗かくし、モノは腐るし、なんだか臭いし。 と言っていても、来るものは防げないので、以前のコラムで触れました「心の故郷」 駒ヶ根や伊那谷の桜の名所でも、ご紹介させていただこうかと思います。

次回、駒ヶ根、伊那谷がある「南信州」地方がどこにあるのか、どんな所か、というお話からはじめます。 ウリは、何と言っても山がキレイなこと。日本の屋根、中央アルプス、南アルプスが見えるのです。

そして、「谷」という印象とはほど遠い、広々とした平地と、「南」ならではのタップリな日照。 というわけで、「陣馬形山」から自分で撮影した中央アルプスの写真で締めようと思います。

ではまた来週! “写真_陣馬形山”

写真_陣馬形山