■T&E Corporation 作曲家インタビュー
今回は、2023年11月8日発売 日向坂46 2nd ALBUM 「脈打つ感情」に収録の「ロッククライミング」を作曲・編曲されました、jiriさんにインタビューさせて頂きます。
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Q:リリースおめでとう御座います。 まずは、率直なご感想をお願い致します。
A:採用されることを夢見て曲を作成してきましたが、いざ採用の通知が来た時はあまり実感が無かったのですが、CDや他媒体で曲が流れると、ああ自分の曲だと思いました。
とてもうれしいです。
Q:今回の楽曲制作中に苦労したこと、心がけたこと等、エピソードは御座いますか？
A:今回のコンペが日向坂46のアルバム用でしたので、日向坂らしさを意識しつつ、
ライブでも盛り上がれるような曲にしたいと思い作成しました。
Q:さて、もともと作曲家（もしくはプロのミュージシャン）を目指したきっかけは何でしょうか？
A:学生時代や会社員になってからもアマチュアバンドでギターを弾いていましたが、曲作りにも興味があって並行して曲を作っていました。頭の片隅には作曲家になれたらいいなという思いはありましたが、その方法を知りえませんでした。そんな時にT＆E様のブログを見て、これだと思い応募したら運よく拾っていただき、現在に至ります。
Q:作曲家として、普段心掛けている事、ルーティーン等は御座いますか？
A:毎日、鼻歌やギターを弾きながら、少しの時間でもいいのでメロディーを考えるようにしています。頭を柔軟にするためで頭が硬いといいメロディーが浮かんでこない気がして、頭の体操みたいな感じです。いいメロディーが浮かんだら、即スマホで録音しておきます。
Q:影響を受けた作曲家はいらっしゃいますか？
もしくは、この作曲家は「凄いな！」「勉強になるな～！」といった方はいらっしゃいますか？
A:私が尊敬する作曲家は筒美京平さんです。サザエさんからアイドル、またはあんなアーティストにまでと驚かされる、私世代では神様みたいな作曲家です。（年齢がばれるかもしれませんが）
また、アイドルソングを聞き出してからは、杉山勝彦さんの楽曲が大好きです。どの曲にも、杉山さんの世界観が詰まっていて素晴らしいと思います。
Q:最近はどんなタイプ・ジャンルの音楽を聴いていますか？
A:昔はロックや洋楽ばかりでしたが、コンペに参加するようになってからは、坂道グループや48グループなどのアイドルソングやJPOP、KPOP、またEDMなどジャンル問わず聞くようになりました。
Q:ご自分の中で、これまでで最高のアーティストを1人（１グループ）挙げるとしたら？
A:ギターを始めてから、常に私のヒーローであり心の師匠は、エリッククラプトンです。
彼のギタースタイルには、多大な影響を受けました。
Q:中でも「最高の1曲」を挙げるとしたら？
A:「愛しのレイラ」が大好きです。通常版、アンプラグド版、どちらも好きです。
Q:最近購入された楽器、機材、音楽関連グッズなど御座いますか？
またその中でお勧めなど御座いますでしょうか？
A:最近ではないのですが、仮歌の場面で私はSynthesizerVさんのAIボイスを使わせていただいています。シンガーさんによる歌入れよりは質は若干劣るかもしれませんが、最近のAI機能は素晴らしく、制作も自分の都合に合わせられるので、時間がないサラリーマンにはとても助かっています。ハモリやパートを違う声で重ねれば、グループぽい感じも出せて重宝しています。
Q:作曲家としての目標があればお聞かせ下さい。
A:リスナーの方々の、どこか思い出の一場面で、一緒に流れてくるような心に残る曲を継続して作っていけたらと思っています。
Q:いつか作曲を提供してみたいアーティストはいらっしゃいますか？
A:特にはないです。というか、自分の曲を歌っていただけるだけで感謝です。
Q:最後にプロの作曲家を目指している方にメッセージをお願い致します。
A:純採用で採用されてから、今日までだいぶ年月が経ちました。最初のころの提出した曲を聞き返してみるとひどいです。とても聞けたものではありません。でもずっとコンペには参加してきました。夢を見るのは誰でもできますが、夢を実現するには続けるしかないんだと思います。今回のロッククライミングという曲で、秋元先生が書いていただいた歌詞が、まさにその通りだと思います。
みなさん、頑張ってください。
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jiriさん、有難う御座いました！
T&E Corporationでは、今後もjiriさんの様な素晴らしい作曲家が活躍出来る環境を提供出来る様尽力して参ります。
また、T&E Corporationでは、作詞家、作曲家を真剣に目指している方を募集しております。
未来の名曲を生み出す力をお待ちしております！
