鳥海剛史コラム Vol.107 コラム100回記念スペシャル対談 鳥海剛史さんの巻
皆様こんにちわ。 作曲家の鳥海剛史です。
7月1日、早速行ってきましたよ〜!! どこに!? プールに!!!!
さいっこう〜!!!! 去年の夏は24回しかプールに行けなかったので、 今年は30回目指します!! それでは今週も漢字やひらがなや、たまにアルファベットの文字を羅列したモノをキーボードを使ってテキストに打ち込んでみましょう!
●●●●週間活動報告●●●●
今週は自宅作業週間でした。 最近歌がうまくなってきたと自負しておりまして、 頑張って仮歌歌ってみました。 その他もアレンジやデモ制作などなどモリモリ仕事しました。
あとは最近、7弦ギターの練習をしております。 長年6弦の感覚が抜けず、7弦ルートより5弦ルートに感覚で逃げてしまうのが嫌で、 ダサいと思いつつマーキングして7弦のポジショニングを体に叩き込んでます。 7弦に慣れてしまうと、6弦が物足りなくなってしまいますね。。。
続けて練習していこうと思っております。
●●●●Vol.105 コラム100回記念スペシャル対談 鳥海剛史さんの巻●●●●
2週にわたってお送りしたコラム100回記念対談ですが、 今回は私がインタビューされちゃいます。
以前このコラムでネタが無くなり、インタビュアーと回答者を一人二役やってセルフインタビュー企画をやったのですが、 仲間内から頭大丈夫か?と心配されたりしました・・(笑) それでは御覧ください! 安「というわけで、逆インタビューです(笑)」
鳥「インタビューされてしまいます。。。(笑)」
安「鳥海さん、すごくピアノがお上手なのですが、音楽を仕事にしたいと思ったキッカケは何だったんですか?」
鳥「元々ピアノは5歳から習ってまして、、でもやったりやめたりでした。 中学2年の頃に小室ファミリーブームが来て、小室さんがキーボード並べて弾いてるのがかっこ良く見えてしまい、 同時にX JAPANのYOSHIKIさんもキラキラしながらピアノ弾いてるの見て、そこからちゃんとやろうと、、好きな曲を弾き始めたのがキッカケですね。 そこで中学3年の頃に音楽の時間の空き時間にピアノを弾いたらみんなびっくりしてそれが快感になってしまって・・・(笑) 」
安「相当お上手だったんですね!? 羨ましいです!」
鳥「それで高校1年からギター始めたらすぐ周りで一番うまくなって、高校の文化祭前にオリジナル作ろうって言って曲作ったら、みんな良い曲って言ってくれて、 当時は中2病全開だったので、単純に俺天才って思ってたんです。。。(笑)」
安「そういうのっていつか打ちのめされるものだと思うんですが、打ちのめされたことってあるんですか??(笑)」
鳥「いやもう打ちのめされっぱなしですよ! 特に社会に出てから(笑) バンドでも人間関係で失敗しましたし、ピアノの仕事を斡旋してくれる事務所にも一瞬居たのですが自信のあったピアノもダメ出しされて、、 その原因はみんなが知ってる有名なポピュラー・ソングのレパートリーが無さすぎたんです。。 弾ける曲が偏りすぎてたり、曲を聴けば簡単に弾けたので過去の曲の勉強が疎かになってたんですね。。 22歳位の話ですが。。 」
安「ベーシックなものを抑えるのって、すごく重要な事ですもんね?」
鳥「その時に思ったのが、みんなが知ってる曲を言われたらすぐ弾けるような引き出しの多さが必要だと学びましたね。 それでギターもダメ、バンドもダメ、ピアノもダメ、、、最後の武器が作曲だったんです。 武器というかプライドでしたね。 今聞いたら稚拙な曲ばかりでしたが、自分の曲に励まされてました。」
安「では作曲家を目指されたのはその後からですか?」
鳥「そうですね。 その後に作曲家になろうと心に決めて、J-POPを勉強しました。 気がつけばメタルやハードコアなどしか聴かず、日本の音楽を6年位聴いてなかったので、遡って勉強しましたね。 」
安「昔のヒット曲などを聴いて分析して制作の中に良いところを取り入れていくというのは、プロとしてやっている以上そこは避けては通れない気がします。」
鳥「はい、ずっと勉強が必要ですね。
それで23歳位からパソコンを買ってDTMを始めたのですが、今度はギターが弾けてピアノが弾けて、バンドがわかってアンサンブルもわかって、、打ちのめされてきた事がすべてアドバンテージに変わったんです。 そこから作家志望になってから色々なレコード会社や事務所にデモを送りまくってました、でも最初はデモを送っても返信無いっていう状態が1年位続きましたね。」
安「1年も連絡ないと不安になったりしませんでした?」
鳥「不安はもちろん今も昔もありますが、、(笑) でも目に見えて目標に近づけている実感があったんです。 良い曲を書けるようになって、DTMにも精通していって、アレンジも研究して、、、 暗闇の中を彷徨っていたバンド時代からは目標も明確に見え、やる気に満ち溢れてましたね!」
安「初採用はどんなアーティストだったんですか?」
鳥「それから1年位どこからも全然連絡なく、ひたすらデモを送ってい
たのですが、ある時にデモを歌ってもらうボーカリストを変えたんです。 そしたら送ったレコード会社ほぼ全社からいきなり連絡が来るようになったんです。 そこから事務所に入ってコンペ生活が始まって、、、 このコンペに採用されない日々もまた長くて、、、(笑) ようやく2008年の夏に作曲家としてデビュー出来ました。
コレまた初採用がこのコラムでも書いた事はあるのですが、【V6】さんの作品でした。 作家志望時代に欲しかった肩書、オリコン1位、ジャニーズ提供、avexからリリースみたいな肩書がすべて手に入りましたね。 あの夏は忘れられないです。。(笑)」
安「続けることが何よりの力になるんですね!」
鳥「僕は周りから器用そうに見えるんですが、ほんとに不器用で、、(笑) 昔から無駄なこだわり、そういうのが客観的に見て多いです。。 今年で作曲家として独立して9年目になるのですが、9年掛けて軌道修正してきた楽曲制作における固定観念の部分もありますし、 やっぱり未だに自分との戦いの部分が大きいですね。」
安「貴重なお話ありがとうございました!」
鳥「こちらこそありがとうございました!
是非また200回記念に対談しましょう!(笑)」
●●●●【エンディング】●●●●
プール帰りにお腹へったので、 大谷バイパスにあるNAGAHAMAYAへ、、、 美味しかったです!
プール帰りの疲れた体に染み込みました! ポイント ★★★★★
ごちそうさまでした!
それではまた来週!
鳥海剛史
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