鳥海剛史コラム Vol.61 ドラムレコーディングの話

皆様こんにちわ!
作曲家の鳥海剛史です!

先日、金曜ロードショーで、「火垂るの墓」を見ました。

初めて見たのは、小学校の2年生くらいの時でした。

小学校2年の自分には受け止めきれなくて、
トラウマ映画の殿堂入り作品になりました。

当時、小学校の道徳に時間に、「火垂るの墓」を2時間にわたって見るという授業がありました。

女子はわめく、男子は騒ぐで、ろくな映画鑑賞会にならなかった記憶があります。

エグいシーンと言うと言葉は悪いですが、
近年放送されてる「火垂るの墓」は、エグいシーンがかなりカットされてますね。

そうなんです。 戦争って、エグいんです。

昨年も夏に「火垂るの墓」を放送してました。

記憶をたどっても、あのシーンがない、このシーンがない。っとあっけにとられました。

でも当時33歳の私の気持ちはどんより沈み、
気がついたら深夜のドライブがてら、江ノ島に居ました。(笑)

日本に生まれて、好きなことを仕事に出来ている。

こんなに恵まれた人生、ありますでしょうか?

戦争映画で思い出したのですが、
小学校の時、各クラスに「はだしのゲン」の愛蔵版コミックが常備されていました。

はだしのゲンも、エグいです。
当時、1993年の話ですが、
男子たるもの、はだしのゲンを読みながら給食を食べられないと、
男として見られないという変な風潮がありました。

愛蔵版でいう、1巻2巻はもう目も当てられません。

ですが3巻の後半はわりとソフトな内容でした。

といいつつ、妹に野菜を盗みに行かせ、
わざとお百姓さんの前で妹を殴って、
野菜を恵んでもらうという話ですが・・・

なので私は、3巻の後半だけ読んでおりました。

前半は画家さんの包帯をゲンが交換して1日5円という話なので、
手が滑って前半など見てしまったら、とても給食など食べられません。

でも気がついたら、男子はみんな3巻の後半だけ読んでるんです。

お前らもか・・・っと思いました。

戦争なんて、ゼッタイにあってはなりません。

もう当時は戦争という単語に拒否反応を起こしていたくらいで、
映画「ぼくらの七日間戦争」も先入観で、
CMも見れないくらいでした。

戦争は恐ろしい事です。

それでは今週も書いていきましょう!

●●●●週間活動報告●●●●

今週は久々にスタジオでドラムレコーディングしてました。

エンジニアはお馴染み、柳俊彰さんです。

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こちら、我々がディレクションするコントロールルームです。

そして隣のブースで、ドラムレコーディング。

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おっもしろーい!!!

もう一斉に録っていきます。

ドラムソフトのシミュレーションも便利だし簡単に使えるし良いのですが、

やっぱり生ドラムは迫力あって良いですね〜。

とても勉強になりました。

とても恵まれた環境で仕事しております♪

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今週はオープニングトークを若干長めに書いてみました。

昔、とんねるずがライブで2曲歌って、
暗転してまた幕が上がって、「アンコールありがとう〜!」

と言って、そこから25曲くらい歌うというライブのオマージュです。

そしてちゃんと片付けていた夏休みの宿題(仕事)も、
次から次へと宿題(仕事)が入ってきて、
こりゃあ31日までに終わらねーぞ・・っと焦っております。

それではまた来週!

鳥海剛史

Twitter
twitter.com/toriumi_takeshi

HP
www.studio-torick.com

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作曲家 須田悦弘コラム

 

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音楽理論はじめました

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皆様こんにちは、須田です。

今朝は、先週から5日間入院していた愛犬を、病院に迎えに行っていました。

毎日、朝、昼、晩と見舞いに行っていたのですが、無事に退院してきました!

今、目の前で何事もなかったように(エリザベスカラーが可哀想ですが)横になってます。

健康ってありがたい、普通って幸せだ!大事にしなきゃ。実感。

そして今日はこれから、しばらく続いたアニメーションのお仕事、最後のダビングです。

この少し秋を感じる陽気と相まって、少し感傷的な気分。終わってしまうのが寂しい。

その後、先月くらいだったかな?私からお呼びだてしたのですが、演奏家の方々との打合せ。

私が作りたい音楽を、演奏家の方々のお力をお借りして制作したいと思い立ちまして。

どのような形で発表するのか、まだ何も考えていないのですが、とにかく、作りたいものを作る!

今日は、私の思いを語り、デモを聴いていただく予定。とにかく楽しみです。

さてさて、すっかり一日のスケジュール確認のような書出しになりましたが、本題です。

当、T&EコーポレーションのSkype講座につきまして。

いままで、いろいろな方々に、画面を通して作曲のアドバイスをして参りました。

どうしてもSkypeとしての形態上、送っていただいた楽曲に対するアドバイス、

あるいはサウンド方面の作り込みのアドバイス、に限られてしまっておりました。

しかし先月から、手元用カメラを導入、2台のカメラアングルを工夫し、

五線紙や手書きの説明や、鍵盤を使った説明が可能になりました。

そう、音楽理論を教えられる環境になりました!

もちろんSkype、1対1ですので、細かなご要望にお応えできると思います。

譜面の読み方や、コード進行、スケールの基本からでもいいですし、

中級以上の方にはテンションコード、(突然転調ではない)ちゃんとした転調、

からでもいいですし。幅広いメニューにお応えできます。

ご興味のある方は是非、T&Eコーポレーションのホームページからご連絡くださいませ。

ではでは、また来週!

須田悦弘