作詞家 漆野淳哉 コラム Vol.049. 「TKG」

みなさん、こんにちは。

年中無休で作詞をしていると、困ったもので、タイトルをどうしようかと悩むことがしばしばです。 なので、今日は、ほんの少し、タイトルについて、話をさせていただこうと思います。 歌詞は1時間で書いても、タイトルで2~3時間も悩むということも少なくありません。><; たくさん書いている人なら、わかりやすいと思いますが、 たとえば、1万くらい歌詞を書いていると、タイトルも1万くらい考えなくてはならない訳ですが、 初心者の方でしたら、「このタイトルは、まだ使ってない」ということで、何の制約もなく、 自由にタイトルをつけられるのではないかと思います。 0515-1

ここだけの話ですが、仮詞などの場合は、まだ世に出ていないといことで、 同じタイトルを使った曲が山ほどあります。しかし、本番の場合は、きっちりとキメなくてはならず、 常に真新しいタイトルを考えなくてはなりません。 そこで、最近の傾向と言いますか、頻繁に使っているのが、これはタイトルではありませんが、 「TKG」のように、イニシャルの頭文字をタイトルに使うという作戦です。 ちなみに、もとの英語のタイトルは忘れましたが、「BMW」というタイトルを使ったこともありましたが、 さすがにこれは、自動車のイメージがするということで、却下されました。(笑) それでも、イニシャルを使ったタイトルは、決まる時は、ちゃんと決まるような気がします。 なので、タイトルで躓いたら、ありがちなタイトルでも、イニシャルだけにしてみると、 そこに新しさみたいなものが芽生えるのではないかと、模索中です。 0515-2

余談ですが、20歳くらいの頃に、南の島の民宿で住み込みのバイトをしていた頃は、 連日「TKG」ばかり食べていました。なんていいますか、どちらかというと和食や郷土料理が苦手なので、 食べるものがないという感じで、苦労した記憶があります。 それでも、時々美味しいお刺身をいただいたりで、そんな時は、「卵かけご飯」は食べずに済みました。 いまも、できるなら、「TKG」はあんまり食べたくないと思っていますが、 みなさんは、「TKG」はお好きでしょうか? というわけで、今回は新しいタイトルの付け方を模索しているという話でした。

それでは、今日はこのヘソで。

漆野淳哉

 

 

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鳥海剛史コラム Vol.47  枕詞の話

皆様こんにちわ! 作曲家の鳥海剛史です!

昨日は暑かったですね! 昨日は日中、東中野の会社に打ち合わせに行っていたのですが、 日差しが強すぎて夏はもうそこまで来てるとワクワクしました。 あまりにワクワクしすぎて、 ちょっとクラッと来ました。。

それでは今週も書いていきましょう!

●●●●週間活動報告●●●●

 

今週はまたレコーディングでした!    エンジニアはまたまた柳さん・・・(*´ェ`*) お互いフリーランスなのに週に何回同じ現場で仕事してるんだと・・(笑)

今回はアーティストさんのご予定で、 かなりタイトな時間割でのレコーディングでしたが、 時間見ながらの配分がうまく行って、 10分オーバー以内で収まりました。 時間内に間に合うかなと結構不安でしたが、 良いテイクがいっぱい録れました!   13427_791730467570875_2029042176461003119_n

 

 

 

 

  そしてレコーディング終わりで、 熊谷社長と柳さんと打ち上げ。 久しぶりに終電前に帰りました。 翌日は声優の高橋賢史くんがうちに来ました。   10410330_823810014375056_3685285660428679798_n   

 

 

 

 

いい写真ですね〜(笑)

男性仮歌も受けてくれているので、 是非お願いしてみてください。

●●●●枕詞の話●●●●

先日、仲良し作家のタナシュン先生と須田先生と会食した時に、 こんな話になりました。 作家は頭に枕詞が付くよねと。

それは大体、提供したアーティストの一番目立つポイントが枕詞に付きます。 「●●の曲を書いている、XXさん。」 これがテンプレートですかね。

僕でしたら、作家デビューの時はいきなりV6でした。 なのでしばらくV6の曲を書いている鳥海さんです。 なんて紹介されたりしてました。 また、同時にavexにも作家として受かったりしていたので、 「avexの鳥海さんです。」(社員でも何でもないのに・・・) なんて紹介されたりしておりました。 そして色々とキャリアを重ね、 ここ最近は、AKBの曲を書いてる鳥海さんです。 なんて紹介されるのがここ4年位です。 おそらく他の作家さんも、この枕詞に悩まされている方もいらっしゃるのではないかと、 色々と話し込みました。

でもやっぱり作曲家作詞家の方を人に紹介するときは、 僕も頭に何かしら付けて紹介してしまいますし、 「結果枕詞が付くのは人に紹介する時くらいだね。」 なんて話で一件落着しました。 むしろ僕は枕詞で決まった(と思われる)仕事も多数ありますし、 ありがたいと思う所存です。

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そんなわけで、今日も30度を超えるとか超えないとか、、 今日も夜からレコーディングです! アゲアゲな曲なので楽しみです!

それではまた来週! SEE YOU!!!

鳥海剛史 T

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