Do it yourself その4/4  

さて、スライド式天板の作り方の続きです。

受け側は、かなり悩みました。少し大変です。こんな具合です。 10

脚になっているアングルに、天板を幅狭くカットしたものにドリルで穴を開け、ネジで固定します。 この天板に、レールの受け金具を取り付けました。写真は、左側の受けです。  

穴あけの位置を、エンピツで書いた跡が、消さずに残っています。 また、位置を間違えた穴がそのままになっています。これらは、私の詰めの甘さです!  

右側にも同じ加工をして、前回の天板をガーっとはめれば、スライド棚の出来上がりです。 このように、いくらでも自分の好きな寸法、機能でモノを手に入れられるのがDIYの良いところ。   更に、あとからチョイチョイと付け足せるのも、魅力です。 写真は、しばらくしてから付け足した、外付けHDD用の棚です。 11

外付けHDDは机の上に置いていたのですが、狭くなりますし、色も形もバラバラなので、 目につかず、邪魔にならないところに移動! 机の下、脚にブラケット(ネットで検索してみてください、お手軽な値段で手に入ります) を付け足して、そこに天板を乗せて、ネジで固定して専用棚の出来上がりです。 左上に写っているのが、右側の引出し受けですね。  

その他には、ディスプレイの設置方法にも、一手間加えています。 前回記したように、机として奥行き450mmは少し手狭。 ディスプレイを置くと、さらに狭くなってしまいます。

ですので、写真だと分かりにくいのですが、ディスプレイの足は分解して、 12

青く囲んだ部分   机本体のアングルから2本、垂直方向にアングルを取り付け、ここに固定しています。 これで、手元が広々!奥行き450mmを使い切れます(黒のメインディスプレイは27インチ)。

グレーのサブディスプレイ、高さ調整のため、本を敷いております。これも私の詰めの甘さです!   どれもこれも、とにかく基本鉄製ですから、ガッチリ丈夫なのも自慢です。   つづく   あれ、「その4/4」で終われませんでした。詰めが甘い。。。

 

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作詞家 漆野淳哉 コラム Vol.023 「必死なチカラ」  

みなさん、こんにちは。

今日は、「必死なチカラ」について、少し話したいと思います。

本気だったり、真剣だったりするのは、かなり集中力を養う訓練にもなるので、 とてもいいことだと思います。

そして、活力の循環、プラスのリズムの源です。 大げさかもですが、「本気」と書いて、「ON」と読む、みたいな感じで、 どうせなら、スイッチをいつも「ON」の状態でいられるといいのではないかと思います。 たとえばですが、世の中には、いろんな仕事がありますが、 どちらかというと、やりたくない仕事のほうが多かったりで、 そんな時は、私もスイッチを全開で「OFF」にしたりしてしまいがちですが、 作詞のお話をいただいた時は、例外なく、即座に「ON」になれます。 しかし、今でこそ、コンペなどで作詞をする機会をたくさんいただいていますが、 以前は、ただのアマチュアでした。 なので、必死のチカラでなんとか、がんばってきました。

30歳をいくつか過ぎた頃、某名門作家事務所が、作詞家を募集していました。 すごいチャンスだと思いましたが、あいにく年齢制限があり、 30歳までとのことで、普通なら、断念するわけですが、 ピンチはチャンスの代名詞、とばかりに、応募しちゃいました。

というのも、その数日前に家のポスト入ってた求人のチラシが勇気をくれました。 「フロアレディ募集」ということで、条件として「25歳位まで」と書いてありましたが、 そのあとに、 「明るければ、30歳まで可」とも書いてありました。 私は、これだ!! と思い、履歴書と一緒にそのチラシを同封して、 作家事務所に応募しました。 というのは、ウソですが、 30は過ぎていますが、実力を見ていただきたい、 というような内容の手紙を添えて応募しました。

そして、見事に、事務所の社長様から直々に返事をいただき、 年齢制限の壁を克服しました。 今思うと、とても恥ずかしいような経験ですが、必死だったんですね。 アマチュア時代の必死なチカラは、無敵です。

時には、無謀になってしまうこともありますが、必死になれれば、 大概のことは、越えてゆけるのではないかと思っています。

なので、いまでも、そんな必死のチカラを忘れずに、 日々、精進していきたいと思っています。

というわけで、 今日は、このヘソで。

それではまた。

漆野淳哉