漆野淳哉 コラム Vol.132 イチゴ🍓いちえ
みなさん、こんにちは。
3ヶ月ぶりのコラムとなりましたが、いかがお過ごしでしょうか?
ようやく春めいてきたと思ったら、昨日は、雪まで降りました。☃ 今年の冬は、異様に寒かったのではないかと思います。というわけで、先月は、南太平洋に浮かぶ島で常夏気分を楽しんできましたが、長くなりそうなので、割愛させていただき、先日行ったいちご狩りについて少々お話しさせていただこうと思います。
私事になりますが、いちご狩りには、何度か行ったことはあるのですが、東京ウォーカーだったか、るるぶだったか忘れましたが、そんな雑誌の仕事で、写真を撮る係でしたので、いちごを食べにいちご狩りに行ったのは、初めてになります。で、今回は、結構大きないちご農園で、4種類のいちごが、30分食べ放題ということで、写真を撮ってる場合ではないですね。。。 バリバリの甘党なので、一応、コンデンスミルクも持参して行ったのですが、思ったより甘くて、ほとんど使わずに、いちごの味を堪能しました。
4種類あると、それぞれに味が違って、もっぱらいただいたのは、やよい姫とあまりんだったと思います。いちごの季節もそろそろおしまいですが、とにかく食べきれないほどのいちごがあるので、いちご好きの人には、おすすめです。
というわけで、これだけですと、ただのブログになってしまいますので、僭越ながら、作詞について少々、お話をさせていただきたいと思います。またまた私事で恐縮ですが、以前、いちごをテーマにした歌で、「イチゴ🍓いちえ」という歌詞を書いたことがあますが、なんとなく、「一期一会」を絡めた内容になっています。
それで思い出したのですが、ここだけの話です。
作曲家さんたちと作っているデモの歌詞の中で、何度かこの「一期一会」という言葉を使ったことがありまして、なんと、この言葉を、「いっきいっかい」と、平気で歌っているデモが1度ならず、何度か複数の作家さんより届いたことがありました。(><) 当然、字余りですし。。。
そこで思いました。作詞ばかりしている人間にとっては、当たり前のことかもしれませんが、作曲やアレンジ、そして歌を歌っている人にとっては、当たり前のことではないのだと反省した次第です。特に最近は、ペンと紙で作詞をする人は、ほとんどいないのではないかと思います。漢字は書けなくても、パソコンでは、平仮名で入力すると、平気で難しい漢字が出てきます。なので、いくら書き手が読める漢字でも、それを読む人のことを考えたほうがいいのではないかと、常日頃心がけるようにしています。「一期一会
は、ほんの一例に過ぎません。ほかにも、あっと驚くような読み方をされて平気で歌っているデモが少なからずあり、ネタとしてはかなり面白いのですが、作品としては、笑えません。。。
というわけで、ちょっと難しそうな漢字にも、ルビをふったほうがいいですよ、という結論です。そしてこれもまた微妙な問題ですが、あまりにも読めそうな漢字にルビをふるのは、相手の方に失礼になるのではないかと思い、ルビをふらずにいたら、案の定、とんでもない読み方で歌われてしまったということも少なくありません。(><;) ですので、微妙な漢字にも、ルビはふりましょう、というのが追加の結論です。ルビですが、たとえば、私の場合は、一期一会(いちごいちえ)とカッコを使っています。そしてなるべく、一期一会(いちごいちえ)というように、ルビの級数を小さくしています。ま、そのヘンは、各人のやりやすいようにで、いいと思います。
というわけで、今回も、いちご狩りから、無理やりな展開ですが、僭越ながら、作詞の話をさせていただきました。それではまた。✋