「アナログ感」
お久しぶりです。MANAです。
まずはこのページをご覧になっていただき
誠にありがとうございます。
ありがたいことに3回目になります。
前回は「言葉との向き合い方」
というテーマでしたが、
今回は「アナログ感」について
書かせていただきたいと思います。
よろしくお願い致します。
さて、皆さんは好きなものはありますか?
なんでもいいです。
例えば、楽器、洋服、アクセサリー、
時計類、靴、鞄、趣味類の物など。
いろいろありますよね。
人は、様々なものに囲まれて
暮らしていると思っています。
私はそれは悪いとは感じていません。
寧ろそれで心に余裕が出たり、
気持ちに安らぎが出たりして。
そもそも第三者の私が、
どうこう言う問題ではないですし、
日々に光を照らせるなら
良いのではないのかと思っています。
ただ一歩。世界を踏み出せたら、
好きなもの以外にも囲まれなければ行けません。
世界は、人と情報に溢れています。
良い事もあれば、嘘か真実もわからないことが
私がお伝えしなくても、
皆さんならおわかりのように。
こんなところでも起こるんだ?
もう、何が起きてもおかしくないと思って、
私なら大丈夫!と言う
ルールを思っている方がいたら、
それだけは一旦置いてみましょう。
青天の霹靂に動けなくなる事もありますので…。
さて、世界が、社会が、
日々目まぐるしく変わって行く中で、
立ち止まることは許されないような状態で、
きっとどの業界に関わらず
不安は感じるのではないのでしょうか。
前回のコラムでも少し触れさせて頂きましたが、
時代が便利になっていく一方で、
どう対応すべきなのか。難しい問題です。
新しい革新的技術で、
誰かの助けとなることもあれば、
悲しいですが闇を生むこともあることも事実です。
これは、世界中で議論を呼んでいる事なので、
前回のコラムでも書きましたが、
私が個人的に意見は述べません。
ただひとつ。
音楽業界における技術革新は、
この約10年間で大きく変わりました。
例に挙げるとするならば。
VOCALOIDにSynthesizer V。
VOCALOIDはこれまでの
エディターから大きく進化を遂げ、
そして新たに登場したSynthesizer V。
私はどちらのエディターも使ったことが
ございますが、だからと言って恐怖とか、
そういった感情ではなく、
凄いなと感じたのが率直な意見です。
何故かというと、エディターを触ってみると、
これがなかなか面白いと感じました。
私は、試しに趣味で作った楽曲を
歌わせてみましたが、苦戦しました。
もし余裕だよ!という方は素晴らしいです!
特に難しいと感じたのは英語ですね。
そう言うアクセントじゃないよ、と。
日本語でもここを強くしたいとか。
エディター調整にかかる時間というのは
全くないわけじゃないので、
だからこそ全部を含めて
面白いと思ってしまったんです。
作詞・作曲・編曲をする方なら
感じる違和感もあると思いますが、
だからこそ、私は深いと思います。
人間には、人間にかできない
表現があると思っていて
だからこそアーティストの方々は
本当に素晴らしいですし、尊敬しております。
当たり前ですが、私には上手く歌えないですし、
歌わせられないと感じるのです。
ではVOCALOIDと
Synthesizer Vはダメなのか?
そうではなく、これはおそらく
個人の力量と考え方の違いで、
私は少し若干機械っぽい感じの
トーンの感じが好きで、
そこに愛しさみたいなのを感じます。
元は、人間の声のサンプリングから
作られているので、どこに、何を、
表現の軸を基準にするかが大事に
なってきますがここが重要かと。
打ち込みしていく
その時間が楽しみが醍醐味。
そして何より楽しい。
私は作詞家なので、
VOCALOIDとSynthesizer Vの
購入目的は、ほぼ趣味の目的為だったのですが。
人は好きなもの触れると、
暖かくて豊かな気持ちになるように、
嫌なものに触れると、
悲しくて苦しい気持ちになりますよね。
SNSを見て、
自分と誰かを比較したり、
過去の自分と比較したり。
過去の栄光はと言ったり、
楽しかった想い出の自分に
面影を照らし合わせたり。
直ぐに見返せる、送れる、
反応があるのは良い一方で
何が逆に反動も大きいのかも知れません。
でも時は戻せなくても、
過去を想い出すことは
決して悪いことではなく、
誰だってしているずです。
だから、そう心の内を明かさないだけで、
勝手に決め付けたり、思い込んだりして、
変に他人と比べなくて良いように思います。
私はある程度のところへ
行くともう良いや!と決めて
自分で完全にOFFにします。
出ないと、落ちるところまで
落ちていってしまいそうだからです。
人は抱えられる気持ちの量が
人それぞれだと思うので、
もう無理だって思う前に、
整理をしないとキャパオーバー
しちゃうと思うんですね。
自分の周りに、あれも、これも、それも。
あれ?これっていつからあったんだっけ?
そんなものありませんか?
自ら欲しくて、望んで手に
入れたものなら構いませんが、
必要なもの、不必要なものを
見極めることで、心に少し余裕が
できるのではないでしょうか。
デジタル化は今後も進んでいきます。
さらなる技術が開発されて行くと思います。
革新的技術が進んで行きます。
ですが、アナログ感は残ります。
私が偉そうなことを
言う立場ではないのですが、
コンペとの闘いの裏には、
果てしない日々が待っています。
絶対に無理をしない!自分に嘘を吐かない!
これをモットーに!
ご自身を大切にしてくださいね。
ここまで読んでくださった皆さん、
本当にありがとうざいました。
そして、いつも支えてくださる皆さまへ。
本当にありがとうございます。
では、またどこかで。
MANA