言葉との向き合い方」

お久しぶりです。MANAです。

まずはこのページをご覧になっていただき

誠にありがとうございます。

 

ありがたいことに2回目になります。

前回は「きっかけ」というテーマでしたが、

今回は「言葉との向き合い方」について

書かせていただきたいと思います。

よろしくお願い致します。

 

言葉とは、とても不思議な力を持っていて、

時に人寄り添うことも、支えることも出来ます。

ですが、また時にはその意図が無くても、

人を傷付けてしまうことも出来てしまいますし、

切って繋ぎ合わされ、悪意ある表現に変換され、

曝される様なケースもあります。

 

またこの数年で、

生成AIの技術革新がされてきました。

素晴らしい技術が開発され、

時代が便利になっていく一方で、

作詞家は言葉と共に生きていくのか、

どう付き合うべきなのか、

個人的にずっと考えてきた問題でした。

 

このようなことを申しますと、

摩擦が起こりそうなので

大変恐縮なのですが、今後申し上げるのは

これはあくまでも私個人の考え方です。

 

時代の変化や、技術の進化を

止めると行った運動には、私は反対ではないです。

 

また他のアーティストの皆様や、

多くの皆様がご尽力されている事に関して、

否定しているのでは無く、深く深く尊敬しております。

なので、お間違えのないようにお願い致します。

寧ろ私には出来ないことを、

表現されておられる方々多いので、

日々学ばせて頂くことも多く、

感銘を受けるばかりです。

 

だからこそ言葉との向き合い方は難しく、

そして学びがあるものだと、

常に思っていたというのが本音です。

ですが、こうして少しずつではありますが、

貴重な機会をいただけている事には、

本当に感謝しております。

 

そんな私が、日々作詞をして行く上で、

とても難しいけれども、やはり面白いなと感じて

制作に活かしていることがあります。

 

それは、言葉に音や表現が付くと、

全く違うものになるということです。

 

それって当たり前のこと言ってない?

と思ったそこのあなた、そう!

まさに当たり前なのですが、

これがまた奥が深くて、やればやるほど面白いのです。

 

例を上げるとすると。

歌詞を書く前提としてでなくても構いません。

皆さんの日常から想像してみてください。

 

文字で「大丈夫」と伝える時。

言葉で「大丈夫」と伝える時。

 

日常生活において、文字で見た時と、

言葉を実際に交わした時では、

大分ニュアンスの伝わり方も違いますし、

直接会って会話をすれば、

表情も伝わるでしょうから、

想いはより伝わってくるのではないでしょうか。

 

だからこそ、言葉には音が乗るというか、

表現を付けることが出来て、

感情を一緒に乗せられる。

 

これが正しい表現かはわかりませんが、

私はそう思っています。

 

それから、これは歌詞の制作にも

応用できると思っていて、

言葉=テンポ合わせて表情を付けることをすると

どんな気持ちで、想いを伝えられると思っています。

 

このたった数文字でさえも面白いのに、

世の中には言葉が沢山溢れています。

もう数え切れない程に。

 

皆さんは日々どのくらい言葉に触れていますか?

もういちいち数えていられないでしょうが、

例えば仕事が終わって、これから帰るよとメッセージ。

何気なく、SNSで一言つぶやいたり。

 

ただ、人間は=ではない時がある。

自分の気持ちがPositiveだからと言って周りは、

PositivePositiveとは限らない。

 

逆も然りで、

自分の気持ちがNegativeだからと言って周りは、

Negative=Negativeとは限らない。

 

周りの人間と常に心が一緒とは限らない。

だからといって、

言葉を交わす必要もない瞬間がある。

 

何気なくぽっとつぶやいたことが、

良かれと思って言ったことが、

またその意図が無くても、

受け取り手には刃となる事がある。

 

それは文章だけなので、音もなく、表情も、

表現もないから伝わらない。

 

私は、音に乗せる時の言葉の使い方と、

プライベートでの、言葉の向き合い方を

少し変える様にしています。

 

そうすると、見えてくる世界も大分楽です。

プライベートに疲れたり、仕事に疲れたりしても、

ON/OFFを切り替えてリフレッシュできますし、

常に何かに埋もれていたり、考えている時間から

解放への道筋を作ってあげないと

作家は辛くなってしまうので、

苦しいと思う方がいれば、

是非参考になるかはわかりませんが、

試しにスマホを置いてみてください。

それだけでも大分違うと思います。

 

例えばコンペに落ち続けると、

他人と比べてしまう時期が来ます。

 

その時に、悔しさを糧に変えるチャンスの兆しなので

まずは頑張った自分を、

自分で褒めてあげてください。

他人と比べたりせずに、次に繋げる一歩を

ご自身で繋いであげてください。

 

私が偉そうなことを言う立場ではないのですが、

何度も不採用を経験しましたし、

悔しくて悲しい想いもしました。

でも悔しさを乗り越えたその先に、

今があると思っています。

 

多くの作家にはコンペとの闘いが待っています。

採用されて初めて、世の中に作品が出ます。

不採用であれば、残念ながらその作品は、

世の中には出ないと言うことになります。

 

ただ不採用でも、報われないのか?

ひとつ言えることは、書き続けて、

どうして不採用だったのか、と

振り返るのもひとつの手です。

 

言葉との向き合い方に、

正解なんてないと思うのですが、

言葉を書き続けるというのは、

想像以上にハードで

結構体力を使うと思います。

なのでどうか、

疲れたらちょっと一息ついてみてください。

ここまで読んでくださった皆さん、

本当にありがとうざいました。

そして、いつも支えてくださる皆さまへ。

本当にありがとうございます。

では、またどこかで。

MANA