■AIボーカロイド
一昔前までは、ボーカロイドを使った楽曲デモは、楽曲コンペではあまりお勧めできなかったのですが、今では、AIボーカロイドを使う作家さんも増えている様です。
ボーカロイドと言えば、機械的な声の印象ですが、AIボーカロイドのクオリティは以外にも高いです。
最終的なレコーディングで使用する事はないにしろ、楽曲デモで使用するのであれば、十分過ぎるクオリティになってきております。
下手をしたら、下手な歌手(失礼!)が歌うより断然良い場合があるかと思います。
昨今、音源ソフトの進歩により、ドラムやベースのクオリティも格段に上がり、ドラマーやベーシストの仕事を奪う様な時代になってきております。
今回のレコーディングは予算があるので、ドラムの生録音が出来る!と喜んでいると、若い作曲家などは、その生音を聴いて、「こんなもんなんですか?」と言い出す始末。
確かにソフト音源の音が派手さがあって良いかも知れませんが、少し寂しい心境になってしまいます。
その他楽器もしかり、他の楽器と混ざってしまえば、生録に引けを取らないクオリティに聴かせられます。
AIボーカロイドの出現で、仮歌歌手と言われている方達の仕事も奪われてしまうかも知れません。
それどころか、AIが作曲・編曲が出来る時代ですし、「人らしさ」もしくは、人間に出来る事はどこまで今後AIに対抗していけるのでしょうか。
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■■プチ音楽用語講座
作詞家、作曲家として仕事をしていくうえで、絶対に知っていて欲しい音楽用語のご紹介です。
「そんなこと知ってるよ!」と思う方も多いかと思いますが、意外と知らないままでいる事も多いものです。
■「ピアノフォルテ」(pianoforte)
楽器であるピアノの正式な名称。
強弱の音が自由に出せる、強(フォルテ)と弱(ピアノ)のピアノの部分だけが呼ばれる事が多く、中には、ピアノが正式名称だと思っている方もいるかも知れません。
■詞先、曲先
詞先(しせん)とは、楽曲を制作する上で歌詞を元にして楽曲を作る事を言います。
逆に、曲先(きょくせん)は、曲に歌詞を後でのせる制作方法になります。
いわゆる楽曲コンペでは、現在曲先の方が断然主流であり、詞先は滅多に見られません。
昭和の時代の演歌、歌謡曲などは、詞先が多かった様ですし、未だ演歌界では詞先があると聞きます。
また、シンガーソングライターなど、曲と歌詞を同時に作る、もしくは部分的に同時に生まれる
というケースもあります。
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■音叉(おんさ)
最近は音叉を使ってチューニングをしている人はあまりいないと思います。
若い方なら持っている方も少ないのではないでしょうか。
(見たこともない人もいるかも知れません)
通常安価に手に入る音叉は、440Hzですが、チューナーを使えば、441Hzや442Hzなど
微調整が出来ますね。
当時、レコーディングでは、441Hzが主流だったでしょうか。
また、ジャンルや、国によってまちまちの様です。
その昔、ストリングスのレコーディングをしていた時、私の音源が440Hzで録音していて、
ストリングスのリーダーが、「ちょっと低いですね」と言って全員がその場でさっと
チューニングを済ませ、「おおすげえー」と思った経験が御座います。
ある現場で、古典音楽の制作があり、その際は438Hz位まで落として、当時の感じを出した、
という事もありました。
「私は442Hzが好きです」なんて方もいらっしゃいますが、私的にはあまり拘りがありません。
皆さんは如何でしょうか。
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■人気Youtuberチャンネルの音楽制作
最近弊社では、人気Youtuberさんの音楽制作に携わる事も増えて参りました。
下記、弊社が手掛けた中でも、特にチャンネル登録者数の多いYoutuberになります。
「おさき日記」 チャンネル登録者数 61.8万人
「めるぷち」 チャンネル登録者数 21.1万人
「CulTV / カルティービー」 チャンネル登録者数 26万人
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※ 2022年12月27日現在
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T&E Corporation