今回は、2022年6月29日に発売されました、Hi!Superb/Changing!!-Bad Boy-
に収録されております「Bad Boy」を作詞されました、nicaさんに
インタビューさせて頂きます。


Q:リリースおめでとう御座います。
勿論、今回が初めてのリリースではないですが、まずは率直なご感想をお願い致します。
A:
ありがとうございます、とても嬉しいです。
Music Videoも公開されており、歌詞を余すところなく表現されているHi!Superbのみなさまの表現力にとても感動しました。

 

Q:今回の歌詞を制作中に苦労したこと等、心がけたこと等、エピソードは御座いますか?
A:
今回は今までのHi!Superbさんとはまた少し違う、新しい一面が見える歌詞になるよう意識しました。
スラング多め、ラップありでしたので、英語はいつもの倍以上に候補のフレーズを集め、試行錯誤した思い出があります。

 

Q:さて、もともと作詞家を目指したきっかけは何でしょうか?
A:
母がバンドで作詞作曲をしていたことが大きな影響になっています。
小学生の頃はノートにヒットソングの歌詞を書き出して研究したり、中学生では見様見真似でインスト曲に歌詞を乗せて歌ったりしていました。

 

Q:作詞家として、普段心掛けている事、ルーティーン等は御座いますか?
A:
世に溢れている言葉やキャッチコピー・文章が「何を意図して書かれているか」を、考えながら読むようにしています。
例えば電車の広告、例えばTVCMのフレーズ。
どんなペルソナを設定して、どんな気持ちにさせるのが目的なんだろう?みたいな…。
誰に何を刺すのかを逆算しておくことで、様々な視点を疑似体験できるのではないかなと思っています。


Q:影響を受けた作詞家はいらっしゃいますか?
もしくは、この作詞家は「凄いな!」「勉強になるな~!」といった方はいらっしゃいますか?
A:
多すぎて挙げきれないですね…!笑
松本隆さんの色彩豊かな表現は、一番尊敬していて憧れている部分かなと思います。
他にも、情景が目の前に広がるような歌詞や、
日常のささやかな部分を切り取って感情を深めてくれる歌詞を書かれる方々は尊敬しています。

 

Q:最近はどんなタイプ・ジャンルの音楽を聴いていますか?
A:
最近はアイドルさんや声優さんの曲にチャレンジする機会が多いので、積極的に聞いています。
やはりサビのたった一言でガツンと気持ちが伝わる歌詞が多いので、心揺さぶられますね。

 

Q:ご自分の中で、最高のアーティストを1人(1グループ)挙げるとしたら?
A:
KinKi Kidsさんです。
多くの作曲・作詞家さんがインタビューなどでお話されていますが、
デビュー当時から変わらず純粋で透明な印象で、
どんな曲を歌っても馴染むし、何年経っても曲を色褪せさせないイメージがあります。
ご自身で書かれる楽曲も、どの年代で歌っても心に直接響かせることができるまっすぐさがあると感じます。

 

Q:中でも「最高の1曲」を挙げるとしたら?
A:
「愛のかたまり」
言わずもがなの名曲ですが、曲はもちろん歌詞に共感する方はとてつもなく多いかと思います。
女性詞であるのに、お二人が歌うと一番説得力がある気がするのはなぜなんでしょう…。

 

Q:作詞家としての目標があればお聞かせ下さい。
A:
歌詞を通じて、より多くの方の感情を揺さぶりたい。
プラスでもマイナスでもいい。
「沁みた」「刺さった」「しんどい」「つらい」みたいな、
語彙力をなくさせるほどの所謂【クソデカ感情】を巻き起こす歌詞を書きたいです。

 

Q:作詞家として愛用しているグッズなど御座いますか?
またその中でお勧めなど御座いますでしょうか?
A:
作詞するときは、とにかく曲の世界に入り込むために「オーバーイヤーヘッドホン」や「密閉型イヤホン」を使っています。
ただ作詞中長時間集中して聴き続けることになりがちなので、耳になるべく負担の少ないものを選ぶようにしています。
オススメはYAMAHAの「リスニングケア」付きのものなど。
普段音楽を楽しむ時、作曲・レコーディングする時、等、シーンによってヘッドホン・イヤホンを使い分けています。

 

Q:いつか作詞を提供してみたいアーティストはいらっしゃいますか?
A:
KinKi Kidsさんはチャンスがあれば掴みにいきたいですね。
ジャニーズのアイドルは特にファン層が広いので、そういったファンすべての心を突き動かす歌詞、書きたいです。

 

Q:最後にプロの作詞家を目指している方にメッセージをお願い致します。
A:
妄想力が強ければ強いほど、作詞家の強みになるのではないかなと思います。
脳内でいろんな世界に飛び出して、多くの人と出会ってみる。
その中で自分演じる主人公がどんな感情を抱いて、どんな行動をするのか。
それを、音の中で描ききる。
コンペでたくさん経験を積んで、自分なりの世界を作る楽しさを体現してほしいなと思います。
私もまだまだ書ききれない伝えきれない感情や想いがあるので、一緒に切磋琢磨していけるとうれしいです。

 

– nicaさん、インタビュー有難うございました! –


T&E Corporationでは、今後もnicaさんの様な素晴らしい作詞家が活躍出来る環境を提供出来る様尽力して参ります。

また、T&E Corporationでは、作詞家、作曲家を真剣に目指している方を募集しております。

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