みなさんこんにちは。

ここ数日は夜でも風が冷たくなくて、空の雲の形ももう夏になるなぁという感じで気持ち良いですね。とか言ってると梅雨になってじめじめしだすんでしょう(笑

さて、このたび、SHORTS SHORTS FILM FESTIVAL&ASIAという米国アカデミー賞公認アジア最大級短編映画祭の小説部門BOOK SHORTSの年間大賞候補にノミネートしていました。

大賞は逃してしまったのですが(去年もw)、毎年何百何千?という応募者がある中から月間優秀賞を何度も経て大賞候補にしてもらえるというのは良かったなぁと思ってるところです。ショートショートは、思いついて書きたいと思ったのを4、5時間でパーッと勢いで書いちゃうのですが、その分パーッと読めるのも良いところかなと思ってます。これ1本にレモン50個分のビタミンC、みたいな、文章が凝縮されてる感じかなと。

内容に触れると「さよなら、はじめまして」というタイトルで、34歳の女性の14歳の頃の初恋が20年経った瞬間のお話です。

bookshorts.jp/20180101s (add http://)

詞をやっているのだからショートショートはやらなくても良いのでは?と思う人もいるかもしれないのですが、詞でやっていないことをショートショートでやって自分の中でいろんなバランスを保っています。

詞の場合だと(コンペの場合だと)、言葉だけでは成り立たなくて、曲やアーティストさんの印象を大事に考えます。こういうふうに言いたいけどこのアーティストさんはこんな言い方はしないな、とか、すごく簡単に言うと、こういうのが書きたいという自分の考えがその時にあってもそれを詞で押し付けない、ということです。曲の良さ、声の良さ、タイアップならタイアップの良さ、を受け取って書いていっています。

でも、ショートショートだと、ニュースを見たときや社会に対する疑問、こうなったらいいのにという願望、なんなら妬みや嫌がらせの感情もストーリーや人物に反映しています。

今回のショートショートで言うと、34歳から14歳までさかのぼっているのですが、詞ではなかなか時間を大きく動かさない(分かりにくくなる場合がある)、とか、ショートショートだとこれまでの出来事を読んだ上での今とこれからを書こうとしますが、詞だと一番強く光るべき瞬間を書く、とか。

そういうのが、詞ではやらないことをショートショートで書いてるところかな、と思います。

今回のショートショートは特に、純愛になり得ないはずのものを純愛にさせたかったというのがありまして、20年前10年前ではダメなものが今ならダメじゃない、20年前だったら中学生の少女と30代男性だから、10年前だと既婚者だから、これまでのどこを切り取っても物語の中の2人は純愛には見てもらえないところを、今の瞬間なら幸せな関係でいられる、というそういうのを書きたかったということでした。根底には、世の中何が善し悪しかとか何が幸せなのかとか、叶わない思いが時間とともに叶うかもしれない、そんな疑問から始まって書いたりしてます。

小説を書くときは、ストーリーと感情の移り変わりや情景描写、詞を書く時は、一番重要になる一瞬を書く、という感じですね。ぜひお試しあれ、です。

ではまた次回お会いしましょう〜😳