漆野淳哉 コラム Vol.119 作詞のヒント7「脱作詞のススメ」

みなさん、こんにちは。

すっかり、秋になって、気温も下がって、温泉日和なこの頃です。

私は、箱根の湯をはじめ、天然温泉 竜泉寺の湯、京王高尾山温泉 極楽湯、 生涯青春の湯 つるつる温泉など、温泉三昧を楽しんでいます。

平日ともなると、お客さんが少ないせいか、のんびりとできます。 そして脱衣場もガラガラなので、右手にヘアドライヤー、左手にもヘアドライヤー、 要するに、ドライヤーを2つ使って、髪の毛を倍速で乾かしたりしていますが、 両手でヘアドライヤーを持っていると、なんとなくですが、 バルタン星人になったような気分になるから不思議です。 いい歳こいて、童心にかえってしまいます。><;

童心と言えば、子供の頃に、たまたま銭湯や温泉に行くと、 コーヒー牛乳が飲めると思うと、それだけでも、胸をときめかせたものですが、 今では、種類豊富な自販機がいくら並んでいても、これが飲みたいというような 胸躍るドリンクがなかったりで、品物があふれると、心が貧しくなるんでしょうか? 1

さて、今回も余談が過ぎましたが、今日は、作詞のヒント7 「脱作詞のススメ」 ということで、僭越ながら、お話しをさせていただきたいと思います。

「脱作詞のススメ」とは、なんでしょうか? 作詞を始めたばかりの人にありがちなのですが、作詞を書こうとしている と言いますか、いかにも作詞らしい歌詞を書こうという感じの方が多く見られます。

たとえばですが、言葉ひとつとっても、作詞らしい言葉というのがあります。 そよ風とか、木漏れ陽とか、扉を開いてとか、翼を広げてとか、未来図とか、 要するに、日常会話では滅多に使わないけれど、作詞では、頻繁に登場する 単語などです。こうした単語と言いますか、表現を最初に使った人はいいんですが、 今さら、こういうのを使ってしまうと、なんとなくですが、アウトな気がします。

それは、作詞ではなく、真似てるだけのような気がします。

ですので、こうした作詞にありがちな言葉は、なるべく使わないほうが、 いいのではないかと思います。 そもそも、言葉自体が、自分の創作ではなく、先人が発明したものですが、 それでも、人それぞれ、自分に合った言葉を選んで使っているはずです。 特に話し言葉で、普段よく使っているのに、なかなか歌詞では使われないような そんな言葉をじゃんじゃん使えたら、理想だと思います。

というような話を、よくスカイプのレッスンでさせていただいていますが、 作詞にありがちな単語や表現だけではなく、作詞にありがちな展開や ストーリーも、思い切って、変えてしまうのもいいのではないかと思います。

要するに、従来の作詞からの脱却のご提案です。

真似れば真似るだけ、オリジナリティが薄れるということは言うまでもないですが、 これだけ歌があふれている時代に、過去の作詞作品を踏襲する必要は ないのではないかと思いますが、みなさんはいかが思われるでしょうか? という訳で、今日は、このへんで。それではまた。

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Vol.120 アイスの話 みなさん、こんにちは。

今日は、伊豆からです。訳あって、温泉リゾート、温泉村に来ています。

一人旅なのに、ゆったりした部屋で、ベッドが4つもあります。

しかし、部屋が広いと、なんとなく落ち着けていいですね。 1

昨夜はこの部屋で、アイスクリームの歌詞を書きました。

この場で公表できないのが残念ですが、無類のアイス好きということで、 今日は、アイスクリームについて、少しお話しをさせていただきたいと思います。

日本アイスクリーム協会によりますと、アイスクリームは、乳成分の量により、 アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイス、氷菓の4つに分けられるようです。

このうち、私がもっぱらいただいているのは、アイスクリームです。

乳固形分が15%以上のものをアイスクリームというようです。

温泉地などもそうですが、地方に行くと、ご当地アイスが食べられます。 昨日は、その場でわさびを擦って乗せた豆腐アイスを食べました。 2

美味しい、楽しい、そしてなんとなく嬉しい、アイスですが、 上に挙げた4種類のアイスのうち、くせ者のアイスが1つあります。

アイスクリーム☆レボリューションとでも言いましょうか、安くて売れるから、 ついつい買って食べてしまっている人も少なくないのではないかと思いますが、 もしかしたら、万病のもと、ということで、少しずつですが、それに気づいて、 絶対に食べない、という人も、増えているのではないかと思います。

私も、ただの無類のアイス好きということではなくて、アイス好きだからこそ、 こうして、みなさんに注意を促している次第です。

ご判断は、自己責任でお願いしたいと思いますが、キーワード検索すると、 本当にもう食べたくなくなるかもしれません。

以前にも、フランシス・ベーコンの 「知識は力なり」という言葉を引用させていただいたことがあったかと思いますが、 今回は、「知識は愛であり光であり、未来を見通す力である」という アン・サリバンの言葉をちょっと大袈裟かもですが、引用させていただきます。 という訳で、今回は、アイスなコラムでした。それではまた。 3