作詞家 漆野淳哉 コラム Vol.043 「カメラの話 2」  

みなさん、こんにちは。

麗らかな日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか? ついに4月です。

今年の4月はどんな月になるんでしょう? 気がかりです。

さて、桜が満開なので、この1週間は、連日、桜を見にといいますか、 桜の写真を撮りに出かけていました。 ここだけの話ですが、ありがたいことに、連日書くべき作詞依頼が山のようにあって、 実は、ヘロヘロ状態ですが、なんていいますか、天気がよくて、桜が満開だと、 部屋に閉じこもっているのがとてももったいないような気がして、 連日、そそくさと出かけておりました。 1

前回のコラムで、小型軽量のカメラを買った話をしましたが、 お花見に持って行ったのは仕事用ではなく、おもちゃカメラのほうです。

なので、今回もこのカメラの話をさせていただきます。 デジカメの画質を決めるポイントとして、センサーサイズというのがあります。

大雑把に言ってしまうと、カメラの心臓部であるセンサー(撮像素子)の大きさには、 大体7段階あって、プロのカメラマンの多くは、一番大きなフルサイズのセンサーのカメラを使っています。

スマホなどのカメラは、一番小さなセンサーだと思います。

このカメラは、7段階のうちの真ん中のくらいの大きさで、微妙なところですが、 小型軽量で、コスパも抜群によく、画質に関しては、割り切ってしまえば、 山歩きや海外旅行には、威力を発揮してくれるのではないかと思います。

下の写真は、左が仕事カメラで、右が今回のカメラです。 重さは半分強、値段は約1/3程度。 2

スマホやコンデジより、1ランク上の写真を撮りたいという人におすすめです。

なかなか面白いカメラで、結構気に入っているのですが、 難点は、バッテリーの持ちがよくないことで、すでに午前中で、 電池切れという感じなので、予備電池を2つ買いました。

パワーズームといって、ズームが電動で、グィ~ンという感じで動くので、 とても扱いにくく、慣れないと、撮りたい一瞬を逃してしまいます。><

このグィ~ンという動力にバッテリーが消費されてしまうのと、 扱いにくいのとで、ここは、電動でなくてもいいと思います。

やっぱり、自分でさっとズーミングできるほうがいいし、 このグィ~ンという感じがまるで、おもちゃのようです。 ま、おもちゃカメラとして買ったので、仕方ないかもですが。。。

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ちなみにですが、このカメラを買う前に、もう1台、同じSONYですが、 気になるカメラがあって、そのレンズはやはりバリオ・ゾナーで、 24~70mmF1.8~2.8という明るいレンズのカメラで、魅力大です。

手のひらサイズのコンデジで、これも欲しかったので、どっちにするか、 死ぬほど悩みましたが、望遠が200mmまでの今回のカメラにしました。 望遠側が70mmまでだとこういう写真が撮れません。

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余談ですが、写真はカルガモです。

私事ですが、子供の頃には、いろんな動物を飼っておりまして、 嘘みたいな話ですが、カルガモやマガモなども飼っていました。

なんていいますか、いろんな動物を飼いましたが、その中でもカルガモが、 いちばん可愛かったカモかも。と、ダジャレになってしまいましたが、 ほんとにカモは、可愛いと思います。なので、おいしいのはわかりますが、 鴨鍋とか、なるべく食べないようにしています。><

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散る桜 残る桜も 散る桜 (良寛) という訳で、桜は一斉に咲いても、花の命は短くて、 見頃が短いですが、今年はいつになく、お花見が満喫できたと思います。

冒頭で、ヘロヘロ状態と言いましたが、実際には、どんなにヘロヘロでも、 余裕を見せて、作詞のご依頼は、年中無休で大歓迎です、という態度で臨んでいます。

と、言いつつ、今回ばかりは、ちょっとお待たせしてしまっている方々には大変申し訳なく思っております。

急ぎます。 という訳で、今日は、このヘソで。

それではまた。

漆野淳哉

 

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作曲家 須田悦弘コラム 年度区切りの特別企画

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年度区切りの特別企画

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皆様こんにちは、須田です。

いよいよ3月も終わり4月。年度が変わりましたね。

私は作家と同時に、2年前からミュージックスクールで講師をしています。

年に2回、3月と、9月に、ゲストを呼んで特別企画の講義をしています。

ということで、今回で4回目となりました。 普段は一人で3時間ほど喋り切っており、非常にタフなのですが、 ゲストと一緒のこの機会は楽しみの方が勝ります。

いままでのゲストの皆様は。

1回目 エンジニアの中山信彦さん、声優の桐山智花さん

2回目 作編曲家の鳥海剛史さん、田中_俊亮さん

3回目 ピアニストの花岡環さん、バイオリニストの諏訪有香さん

4回目 作編曲家の鳥海剛史さん ということで、先日は鳥海さんに通算2回目、お越しいただきました。 人前で喋るのは緊張しますし、それは鳥海さんも例外ではないようでした。

しかし、さすが2回目、すぐに受講者さんの心をつかみ、確実に笑いを取っていました(?)。

鳥海さん、ありがとうございます。来年のこの時期も、予定を空けておいてくださいね。 そして、ここのところ書いてきた桜のこと。今年は今回で〆になります。 仙川(地名じゃなくて、川そのもの)沿いの、桜のライトアップを見てきました。 成城の東宝スタジオ。

写真

昼間見ると、だいぶ葉桜になっていたのですが、_夜桜だと花の白さだけが際立ち、 まだまだ神秘的で十分に堪能することができました。

普段、先述のスクールか、特別な用事がない限り滅多に家を出ない私ですが、 わざわざ観に出かけてよかったな、といったところです。

出かけないといえば! 度を越した運動不足でして。このままじゃ衰弱するんじゃないかと危機感を持ち、 家中にとあるモノを導入すべく、制作部屋のリプレースと同時に、 DIYで着々と準備をしております。

ほぼほぼ、出来上がってまいりました。

いずれ、紹介させていただきます。

それでは、また来週。

須田悦弘