作詞家 漆野淳哉 コラム Vol.027 「Iconoclast~後篇」  

みなさん、こんにちは。  

前回は、「Iconoclast~前篇」ということで、話が途中でした。  

世の中、おかしいことが多いけど、そこに生まれ、そこで長く生活していると、 おかしいことも、おかくし思わなくなったり、疑問を抱かなくなってしまう、 といったようなことをつらつらと書きました。

  「Iconoclast」は、もともとは、鳥海さんが付けたタイトルで、 鳥海さんが書いた作詞家顔負けのカッコいい仮詞がありました。 が、あくまでも、仮詞ということで、1から書き直させていただきました。 鳥海さんからは、できれば、「Iconoclast」というタイトルはそのままで、 というリクエストがあったので、このタイトルに即して歌詞を書きました。  

「Iconoclast」の意味は、毀像。 え、わからないですよね? 説明的に言いますと、偶像破壊者、因習を打破する人ということで、 そんなテーマで書かせていただきました。   余談ですが、好きなテーマで書いていいよと言われるよりも、 このテーマで書いて欲しいと言われたほうが、書きやすいわけですが、 今回は、私が書きたかったテーマとリクエストいただいたタイトルとが、 ばっちりしハマったので、書いていて、とても楽しかったので、 こうして、コラムにも書かせていただいている次第です。

  繰り返しになりますが、前回は、世の中のおかしいことを挙げて、 こんなにも進歩して、豊かな時代なのに、 いまだに戦争や貧富の差がなくならないのがおかしいというようなことを 強調しました。 ある意味、狂った時代なのではないかと思います。 ジョンレノンの言うところの狂った政府、 マイケルジャクソンが歌い、戦ってきた世界。   なので、「Iconoclast」では、そんな狂った時代は終わらせて、 平和な世界を取り戻そうみたいな内容ですが、 あくまでも、カッコいい曲なので、それとなくですが、 書きたいこと、伝えたいことを書けたので、満足のいく作品となりました。  

最終的には、「Iconoclast」というタイトルではなくなりましたが、 「Brave the World」というタイトルで、 声優の内田彩さんと浅倉杏美さんが熱唱してくれていますので、 ぜひ、聞いていただければと思います。

  さて、2014年12月10日、特定秘密保護法が施行されました。 しかし、「何それ?」 みたいな感じで、無関心な人が大多数。 みんな、そういったことには、関心を持たないように、何て言いますか、 操作され、目隠しされているのではないかと。

  そして、2014年12月14日、 第47回衆議院議員総選挙がありましたが、 何度やってみたところで、日本はよくならないですよね。 おかしくないですか? なんで、よくならないのか、ひとりひとりが考えて、 世の中の狂ったカラクリに気づいたなら、 日本も世界もよくなるのではないかと思っています。 たった5%の人たちが目覚め気づいたなら、世界は激変すると言われています。

  なので、そんな思いをあくまでもさりげなく、 これからも、伝え続けていけたらと思っています。

  というわけで、 めっちゃ寒いですが、 明日は、雪山に行ってきます。。。 みなさん、お元気で。  

それでは、また。  

漆野淳哉

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鳥海剛史コラム Vol.26 作風の話

  ●●●●【タイトルトーク】●●●●

皆様こんにちは! 作曲家の鳥海剛史です。

すみません、今週も遅れてしまいました。 師走ということもあって、 なかなか忙しい日々を送っております。 今週も書いていきましょう!

●●●●【週間活動報告】●●●●

今週はまず日曜日に、 出演しているJCOMの番組「マチデカ」のつながりプラス、 パンカツ業務で、東村山ポールスター祭りで パンカツ活動してきました! 10408782_458968457590600_3182759056984754371_n

JCOM「マチデカ」を見ている皆さんにも声をかけられ、 「トーリーですよね!?写真とってください!」 「握手してください!」 などなど、勘違いしそうになるくらいの反響がありました(笑) そして本日は、某人気声優さんユニットのアレンジで、 二子玉川サウンドダリにて、TD(トラックダウン)をしてきました! 10525612_632540460187960_1595782330336783345_n

ディレクターズディスクに座り、 チェックしております。 10646935_632548143520525_184523730178769419_n  

そして仕事終わりで、ミキサー卓の前でパシャリ。 まだ年内仕事は残っておりますが、 一段落といったところです。

●●●●【作風の話】●●●●

そしてTD終わりまして、田中俊亮氏のスタジオにおじゃましております。 今回はこちらのスタジオにおじゃましてコラムを書きたいと思います。 特に田中俊亮氏は出てきませんが、私が居るだけです(笑) 今回は作風の話です。

作曲家・作詞家はそれぞれ作風というものがあります。 例えば、今スタジオデスクに座っている田中俊亮氏のような曲は 僕には書けません。 もちろん須田先生のような曲も僕には書けませんし、 やはり作家が集まり、お互いの曲を聞かせあった時には、 それぞれ驚くことが満載です。 そういうやり方あったかーー!! など、 そこでそういくの、俺はやらないけど斬新ーーーーーーーーーーー!!

など、 本当に驚きの連続です。 逆に、自分の曲を聞かせたりした時には、 これどうやってんの!? など驚かれることも多々あります。 作家の作風とは、やはりそれぞれのバックグラウンドが影響し、 知らず知らずのうちに自身の作品に現れているというお話です。 現在、田中俊亮氏の仕事場に来ておりますが、 彼の影響を受けた音楽は、 過去自分が聞いてこなかった音楽で、 これもまた非常に刺激的だったりします。

私は今年、過去無いくらいの忙しさで 作曲、編曲に従事した一年でした。 年末なのでこっそり言いますが、 今年はアウトプットしっぱなしの一年で、 正直お腹減っております。 ようは
インプットが足りておりません。。(笑) まだ年内仕事が残っておりますが、 年末年始は音楽をいかにインプット出来るかが 来年に向けての勝負だと思っております。 お腹いっぱいになりたい、、、

●●●●【エンディング】●●●●

というわけで、今回は田中俊亮氏のスタジオからお送り致しました!

以上、鳥海剛史でした!

それではまた来週!