作詞家 漆野淳哉 コラム Vol.014. 「謙虚な法則」  

☆   夏真っ盛りですが、みなさん、いかがお過ごしでしょうか? 私は、無類の炎天下好きで、毎日ご機嫌です。

^^ 太陽が大好きです。  

フランス人の多くは、1年の大半を 次のバカンスをどう過ごそうかと考えているらしいですから、 なんとも、羨ましい感じですね。

できれば1カ月くらい、南の島でのんびり過ごして、 英気を養いたいものです。  

さて、今日は、何を書こうか、迷いましたが、 今回も私の勝手な雑感で、 「謙虚な法則」についてです。   いきなり、なんですかね。。。

  この宇宙には、「宇宙の法則」があるように、 このギョーカイにも様々な法則があるようです。  

ある時、 このギョーカイで成功している人には、 一定のルールがあることに気がつきました。 成功している人は、一様にして、みなさん謙虚なんです。

  特に作曲家サンを見ていて思うのですが、 すんごいメロディを作れる人ほど、謙虚なんです。 なんででしょうかね。  

私なりに思ったのですが、 音楽を通して伝えたいメッセージや日々の想いも 激しい感情もすべて、言葉ではなく、作品に注ぎ込んでるからなんだと、 勝手に解釈しています。  

つまり、作品こそが自己表現の手段なのではないかと思います。   コンペにしても、制作側のバックグランドなんて、当たり前ですが、 わかってもらえず、関係ないわけです。 どんな思いでその作品を作ったのかなんて。  

なので、クリエイターは、作品にすべてを注ぎ込むしかありません。 だから、すべてを注ぎ込んだ作品は、 人の心を揺り動かす力を持っているんではないかと。

  作詞で言えば、作詞コンペは、コンペと言うよりは、チャンスです。 一篇の歌詞に、どれだけ自分を詰め込めるか。 そこには、謙虚さは不要で、むしろ惜しみなく自分を出し切れるかということが、 問われるんじゃないかと思います。

  そして、日常生活が、謙虚であればあるほど、 何かを創り上げる時には、自己主張のエネルギーが作品となって 一気にほとばしり、昇華するんではないかと思います。   と、思いつくままに書いていたら、 何を言っているのか、また自分でもわからなくなってきました。>< スイマセン。  

ただ、わかっていることは、 普段は、できるなら謙虚なほうがいいということです。 謙虚さには、成功の匂いがします。 なので、謙虚な人に憧れて、もっともっと修業を積んでいきたいと思っています。

  というわけで、 今日は雑感と言うよりは、妄言になってしまったかもですが、 このヘソで。  

それではまた。  

漆野淳哉

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作詞家 漆野淳哉 夏休みコラム Vol.015. 「コンペの神様」    

☆   みなさん、こんにちは。

ちょっと不安定な天気が続いてる?ようですが、 今年の夏は、基本的にポカポカ陽気で、気持ちいいですね。。。 とか言ったら、このクソ暑いのに、何言ってんの? と思われるかもですが、 私は、ほんとに暑いのが大好きで、常夏希望です。 人それぞれで、夏が苦手という人もいるかと思いますが。。。  

この季節には、空に向かって両手を広げたら、 そして、てのひらまで開いたら、なんとなく、光合成ができそうですよね。 ま、そんな訳はないですが、 なんて言いますか、太陽エネルギーが充満しそうです。  

そんないきなり余談からですが、 今回は、夏休みコラムと題して、得意の余談と妄言になりそうです。><; 夏休みということで、先日、国内有数のパワースポット、 出雲大社に行ってきました。 空港まで、「縁結び空港」とか言って、気合いが違います。 ちょっと、やり過ぎな気もしますが、 まあ、それはそれでいいんではないかと。。。

そして、また人それぞれだと思いますが、 私の場合は、どんな強力なパワースポットに行っても、 成就祈願とか開運祈願とかは、しないようにしています。 お参りはしますが、願い事は、しないようにしています。 絶対に落としたくないコンペが来てる時なんかは、特にそうです。 そんな大事な勝負がかかっている時は、神頼みではなく、 自分の力でとりたいからです。 とか言ったら、カッコつけてるみたいですが、 大体、どこの誰だかもわからないような 通りすがりの人間の勝手な私利私欲を叶えてくれる神様なんて、 いる訳がないのではないかと思っています。

それに、神様に好かれるには、 日頃の行ないとか、反省すべき点が多すぎて、 まだまだ修行が足りなすぎるので、 とても神様に願い事をできる立場ではないこともわかっています。>< 仮にもし、願いを叶えてくれたとしたら、 何か大事なものを捧げなくてはならないような気もします。

なんて言いますか、神様よりも、そんな悪霊みたいなのは、 昔からいたような気がします。 世界中に残っている生贄の儀式の痕跡がそれを物語っています。 未開の時代の人たちは、何かを得るために、神様というか、 悪霊に生贄を捧げていたという証拠が世界中に多すぎます。 そして、今でもそんなことやってる人たちがいるようですが。 困ったもんです。><  

おっと、話が大きく逸れてしまいましたが、 今回のタイトルは、「コンペの神様」ということで、 悪霊じゃなくて、いい神様もいるんではないかと思います。 その神様はきっと、神社とかにいるんじゃなくて、 もっと近くにいるのではないかと。。。

そして、神様に頼ることなく、せっせと努力精進している人に 人知れず、宿ってくれているんではないかと思っています。 なので、ひたすら、地道に精進するのみです。  

それなのに、なぜ、わざわざ出雲まで行ったのか? と思われるかもですが、 それは、日本三大そばのひとつ、出雲そばを食べたかったからです、 というのは、冗談ですが、 ひとつは、写真を撮りたかったからです。 そして、もうひとつは、神話に興味があるからです。

  なんて言いますか、 日本みたいに、国中に神様を祀る神社があるのは、 世界でも日本くらいだと思います。 戦争ばかりやってるアブラハムの宗教みたいに、一神教ではなく、 日本は、八百万の神々ですから、 ひょっとしたら、日本はほんとに神の国かもしれないです。 そんな神話とロマンを訪ねて、出雲へ行った訳です。

  というわけで、 今回は、作詞とか音楽とか、全然関係ない内容になってしまいましたが、 夏休みコラムということで、ご了承いただきたく、 今日は、このヘソで。

  それではまた。  

漆野淳哉