みなさんおひさしぶりです、柿沼雅美です。
お元気ですか、私は今月はGWからバタバタしていました。なんでバタバタしてたんだろう?書いてたのかな?もはや謎にあっという間でした。

さてさて、たまにここでも紹介している、ブックショートさんのショートショート作品が大賞候補作になっていました。

ブックショートは、ショートショートフィルムフェスティバル&アジアという欧米の短編映画の祭典が日本でも開催されるようになり、その小説版といった位置づけのものです。まぁ結果大賞は逃したのですが、2000以上の中から大賞候補として上がってこれたので、来年も何かしら書いていけたらいいなと思います。
もし大賞をとれてインタビューになったら話したかったことがあるので、ここで書いちゃおうかなと思います。というのは半分冗談ですが、詞や音楽に通ずるところもあるのでおつきあいください。

長いものばかりを書こうとしていた中で、ショートショートやってみようと思ったきっかけは、あるテレビ番組でした。芥川賞を受賞し、しかもお笑い芸人さんとの同時受賞でメディアに大変取り上げられている方のイベント時の様子でした。そこに声をかけてきた女性ファンの方が「作品は読んでないです」と言ったのがとても衝撃でした。
作者本人がとても魅力的なので、作品よりも本人のファンというのはもちろん頷けるのですが、こんなに話題になって面白いことが分かっているのに読まない、というのは、、、そういうものなんだなぁ、というちょっとした驚きです。

つまり、読まない人は読まないんです。面白かろうが話題だろうが、人気者が書いていようが読まないんです。理由はきっと色々で、それを一言で言うなら、読書が日常生活の中で優先順位に入らないから、だと思っています。学校や仕事や家事や子育てや自身の趣味がある中で、読書というの必ずしも必要なものではない人が大勢いるんです。
なので、例えば電車の中でも短時間に読めて、でも中身はちゃんとぎゅっと文学、というものがあったら少しずつ変わるのかも、と思って書きはじめました。ショートショートであれば、音楽や映像、CMといったものとの融合もしやすく、これからの時代に可能性が広がるんじゃないかなと思っています。

きっと音楽も同じなんじゃないかな、と。
CDが売れないし、ライブは物販の収入が大きいし、色々と言われているけれど、それを逆手にとってみたり、音楽を買う習慣がない人に、手軽だけど価値を感じさせるものや、手軽じゃなくても欲しいと思わせる何かができないか、って、考えていく必要があるな、と感じています。

と、そんなわけですが、先日ちょこっと思ったことに、「作詞家って必要なのかな?」と感じることがあります。
作曲家の人が書く歌詞のほうが音のハマりが良いし、特に意味がなくても問題ない、といったものが数多くあるので、そりゃあ、なんなんだろう、と思う瞬間もあるわけです。どうせ歌ってる人が好きだから歌詞は見てないから、みたいなこともあると思います。じゃあ作詞家っていらないじゃん、となりそうですが、どうなのでしょう。
私は、いなくても成り立つだろうけど、相当面白くないよね、って思いました。

なかなか表には出てきませんが、世の中の詞を書く人たちは、365日あったらきっと300日以上、詞のことを考えていると思います。歩いていても、人と話をしていても、流れてくる音楽を聴いても、止まることなく考えています。私自身のことは置いておいても、そういう人たちが本当にいます。昔の歌謡曲のようなものは流行らない、と言う人がいても、その要素のある歌詞が今のアイドルグループさんで歌われていたりします。
私も、短い中でのストーリーだったり、言い回しだったり、人がびっくりするような物の感じ方だったり、そういうものを大事に磨きつづけて、作詞家ってやっぱりいいな、と思えるときがきたらいいな、と思っています。

コンペの時には案外忘れがちですが、作曲の人たちは、曲を作ったときに想いやイメージを込めているはずなので、ちゃんとそこを汲んで書いていくのも大事だと思います。自分はこう書きたい!というのなら曲から全部やればいいわけで、曲はちゃんと作った人の意図があるはずなので、書き始める前に、この曲は、どう仕上げたくてこの曲調や音使いなんだろう、と感じとって、言葉でこう表現したらもっと良いよね、と考えるのが大事かなと思います。たぶん、それができるのは詞を書く人なんじゃないかな。

というわけで、ちょっと長くなりましたが、また次回お会いしましょう😳♥️