みなさん、こんにちは、こんばんは。柿沼雅美です。

春までもうちょっと。みなさんはいかがお過ごしですか?今回はひきつづき、作り手さんってどんな人なの?というのをご紹介します。

今回ご紹介するのは、3月15日(本日ですね!本日ですよ!)発売のAKB48ニューシングル「シュートサイン」Type Eに収録されている、坂道AKB「誰のことを一番 愛してる?」の作曲・編曲を手がけている佐久間和宏さんです!

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佐久間さんは、原由実さん「トワイライトに消えないで」「桜、月華に舞う」の作曲や、他アーティストさんでは編曲・作詞もこなすマルチな作曲家さんです。

 

ー佐久間さん、よろしくお願いします。現在坂道AKBのMVも公開され、これまで以上に注目されていると思いますが、もともと作曲家になったきっかけはなんだったのですか?

 

音楽経歴から話しますと、元々はバンド、ユニットなどのギタリストとしてインディーズシーンでライブ活動をしていました。バンド形式の時はスタジオで曲をメンバー全員で仕上げるスタイルでしたが、ユニットの時は作詞だけボーカリストに預けて、その他(作曲、アレンジ、シンセ等のプログラミングなど)を一人でやっていました。ユニット時の経験は今に生かされていると思います。

 

ー詞以外となると曲の始終ほとんどを作っていたことになりますね。バンドの軸のような存在ですね。

 

なのですが、自分の意見が通らないとすぐ嫌になってしまって(笑)グループ活動は自分に合っていないのかな、と。そんな経緯でライブ活動をやめて、暫く本格的な活動から離れてしまいました。

 

ーそこから再開を?

 

再開したきっかけはボーカロイドの登場ですね。これなら一人で出来るなと思い、曲を作って動画サイトに投稿したりしていました。

そのうち腕試しをしたくなってきて、アマチュアの作曲コンテストにチャレンジしたら優勝しまして。

じゃあ、もっとステップアップ目指そうと思ったタイミングでT&E Corporationで楽曲コンペに参加できる事になりました。その後、曲が採用され作曲家としてスタートすることが出来ました。

随分遠回りしましたが、今はプロフェッシナルな方々が参加する作品に関われて、とても刺激的です。

 

ーアマチュアといっても当時はかなりの方がボーカロイドをやっていた記憶があるので、そのなかで優勝というのはやはりすごいですね…コンペに参加する段階では既にレベルが高い楽曲を作られていたのでは?コンペに出す曲などは、ふだんどのように制作しているのですか。

 

殆どの作家さんがそうであるように、DAWで制作しています。

場所は自宅スタジオで、メインPCはiMac 27インチ、DAWはPro toolsです。ソフトシンセを多用していまして、使用頻度が高いのはNexus2、Omnisphere、Symphonic Orchestra、ピアノはAddictive Keys、ドラムはBATTERY4とSUPERIOR DRUMMER2.0などです。

ギターは自分で弾くのと打ち込みを織り交ぜる事が多いです。アコギのアルペジオだけに使う音源、ストロークに使う音源、エレキで使う音源と幾つかのソフトを使い分けています。

これらは使用しているほんの一部で、曲によってあれこれ使いますね。ホイッスルの音しか出ないヤツとか(笑)

 

ーホイッスル(笑)

 

作曲はまず何かきっかけになるメロを思い浮かべたり、自分で歌う所から始める事が多いです。出てこない時は鍵盤やギターを弾いたりしますが、結局は料理とか他の事をしている時に鼻歌で出てくる事が多いかもしれません。

一番大事にしているのはイメージすることですね。明確なイメージがあるとあっという間に出来たりします。

 

 ー楽器を目の前にして、というだけでなく、日常生活の中で出て来る曲って素敵ですね。明確なイメージ、それがリリース後には多くの人に伝わる軸になっているかもしれないですね。ちなみに、今回リリースの「誰のことを一番 愛してる?」ですが、制作時はどのような想いがありましたか。

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幾つか決め事をして作業に入りました。トラックはダンスミュージック。イメージは鬼気迫る感じ、退廃的、かつドラマティック、廃墟みたいな所に少女たちが並んでいる映像。これらは作っていくうちに力強さや切ない感じに帰結していきました。

今言ったイメージをアイドルのメンバー達がパフォーマンスで表現したら、きっと人の心のどこかに響くのでないかな?と思いながらの制作でした。

公開されたMVを見て、メンバーのパフォーマンス、秋元先生の詞、映像、振り付け、全てが想像以上で感動しました。

 

ー私もMVを拝見しましたが、佐久間さんのそのイメージ!伝わってます。詞では、殺せば…みたいなフレーズもあってインパクトもより強くなってますね。何より、力強さとやり場のないような切なさが、曲から広がって詞やメンバーさんの表情や振り付けにも溢れてる印象でした。この「誰のことを一番 愛してる?」で、ご自身で曲のこのあたりが注目、というのあれば教えてください。

 

大サビからのクライマックス感~エンディングまでを是非聴いて貰えればと思います。ここはフルバージョンでしか聴けないので是非とも。聞き終わった時にきっと余韻が残るはずです。

 

ーフルバージョンでしか聴けない部分がある!これはみなさんにもお伝えしたいですね。今回の曲をきっかけに佐久間さんを知った方もいるかもしれません。これまでご自身が手がけたものでこれもぜひ聴いてほしい、というのはありますか。

 

まだまだリリース数が少ないので、あるのもを全部聴いて下さい(笑)

 声優の原由実さんへの提供楽曲なのですが、「トワイライトに消えないで」はアニメ「俺がお嬢様学校に庶民サンプルとしてゲッツされた件」EDテーマなので、是非ともアニメと共にお聴き下さい。女の子の可愛らしい心情を歌った曲です。

もう一つは同じく原由実さんの「桜、月華に舞う」です。こちらは疾走感溢れる和風ロックで、艶やかな原さんの歌唱がポイントです。かっこいいので是非に!

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ー「トワイライトに消えないで」は女の子の心の中が分かりますよね、サビの響きが心地良いんです。「桜、月華に舞う」は大人な印象ですが和風なのでどこか馴染みがありました。アニメやゲームは敬遠しちゃう方でも気持ちよく聴ける曲なので、みなさんにおすすめですね。これからもますます活躍が期待されると思いますが、どのような活動をしようと考えているか教えてください。

 

まずは、より多くの人に音楽をお届けしたいのでアーティスト様への楽曲提供を増やして行きたいのが第一です。

もうひとつは、いつになるかわかりませんが自主制作の活動も再開しようかなと考えています。完全なる佐久間ワールドで、世界観から構築していこうと思っています。現在、ネタを育て中です!

 

ー完全なる佐久間ワールド!そちらのファンも増えるのでは?今から楽しみです!最後に、ご自身の宣伝があればぜひ!

 

楽曲制作のご相談を承っておりますので、何かありましたら僕のサイトkazuhirosakuma.comからご連絡頂ければと思います。

 

ーバンド・ゲーム・アニメ・アイドル、幅広い楽曲を手がけているので多くの相談を受けられそうですね。佐久間さん、今回は作曲の環境など細かいところまでお話いただき、ありがとうございました!

坂道AKB「誰のことを一番 愛してる?」、ファンの方にも今回初めて見る方にも、心に響く楽曲になっています。ぜひお聴きください。

佐久間さんのサイトは、最初にwww. をつけてご覧いただけます。ちなみに企業様からT&E Corporationへのコンペやその他作詞作曲等のご相談はHP www.tande-co.com (add http://)から問い合わせができるようになっています。

では!また次回お会いしましょう😳